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ブックマーク / rento.hatenadiary.org (6)

  • 隠れゲイ映画 - rentoの日記

    卒業式の謝恩会で知り合いの卒業生から、隠れゲイ映画が好きなのだが、よい映画はないかと聞かれて、『フィリップ、君を愛している』は、これは、隠れどころか、エクスプリシットなゲイ映画だから、ちがう。とそこで、そうだということで、いま上映しているガイ・リッチー監督の『シャーロック・ホームズ』は隠れゲイ映画だと話したら、たしかに予告編でもそんな感じでしたという答えが返ってきた。しかし、そのとき思い出さなかったのだが、もうひとつあった。原作は読んでいないので、原作がどうかはべつにして、映画は、隠れゲイ映画であった。行定薫監督の『パレード』である(現時点では終わりかかっているが、まだ深夜でなくても上映してる映画館はあるし、地方で見る機会は増えるだろう。DVDになっても是非見て欲しい映画である)。 面倒だからネット上の感想をそのまま引用する 連続女性暴行事件は何の意味があるのだ。不可解。 (投稿日:3/1

    隠れゲイ映画 - rentoの日記
    maturi
    maturi 2018/06/24
    行定薫監督の『パレード』
  • 仮面の告白『東京タワー』ゲイ映画解説5 - rentoの日記

    日、映画『東京タワー』を見てた。評判の映画で、中高年が多かったものの、若い人たちも多く、まあヒット映画だった。 主人公が上京して暮らすことになった母親を、車で夜の東京見物に連れてゆくのだが、そのとき、いま私がみている映画館(ピカデリー2)の入っているマリオンの夜景も映し出されて、ちょっと変な気持ちに――自分が映画の世界に入り込んだような気分になった。 周囲では号泣している中高年の観客が多かったのだが、私の母も、東京に出てきて、私といっしょに暮らして、東京の病院で癌で死んだので、映画は、とりわけその後半は、まるで自分のことのように思えたのだが(だから映画の一部になったような気がしたのだが)、ただ親とか肉親を失った人間は、またそうした経験をしたことのある中高年の人間は、同じように感ずるにちがいない。親であろうが、誰であろうが、私たちにとって親しかった人に対して、生き延びている者が言えるの

    仮面の告白『東京タワー』ゲイ映画解説5 - rentoの日記
    maturi
    maturi 2018/06/24
     女装()男性がスカーフが好きなのは喉仏を隠せるからというのもある
  • 禁じられた恋の島 『イル・ポスティーノ』ゲイ映画解説3 - rentoの日記

    ■マイケル・ラドフォードの映画『イル・ポスティーノ』(Il Postino, 1994タイトルはイタリア語で郵便配達夫の意味)は、その生涯の一時期イタリアのナポリの近くの島で亡命生活をおくったチリの社会主義者でノーベル賞詩人パブロ・ネルーダと、世界中からネルーダに送られてくる手紙を届けるために臨時に郵便配達夫として雇われ、やがて交流を深める漁師の男マリオの物語である。 ■ネルーダは美しく若いをともなって亡命生活に入る。郵便配達夫は、「まれびと」あるいは「来訪神」ともいうべきネルーダとの交流を通して、詩の手ほどきを受け、また人生と社会に目覚める。父親との無味乾燥な二人暮らしの猟師生活で人生を終えるはずだった男は、やがて村一番の美人と評判の女性と結婚でき、人生に新しい展望も開けてくる。 ■男の結婚式は、中盤から後半にかけてのクライマックスとなり、そこにはネルーダ夫も招かれ、村をあげての陽気

    禁じられた恋の島 『イル・ポスティーノ』ゲイ映画解説3 - rentoの日記
  • モンスターズ・イン・ザ・クロゼット『モンスターズ・インク』Monsters Inc.2(2001) ゲイ映画解説2 - rentoの日記

    ●この映画はDVD化されたときに見た。見終わった私は、不思議な感覚にとらわれた。それが何であるのかすぐにはわからなかったも。そこで海外のネットのサイトを少しあたってみた。私はもやもやとした思いが晴れ、確信はゆるぎないものになった。 ●ディズニー&ピクサーのCGアニメ映画『モンスターズ・インク』Monsters Inc.(2001)は、子どもの恐怖の叫び声をエネルギーとして蒐集するモンスターズ提供有限会社に働くサリーとマイクのコンビが、ふとしたきっかけで、モンスターの世界に紛れ込んだ人間の女の子に翻弄されつつ愛情を抱き、やがて彼女を守るうちに、会社内での陰謀をつきとめ、さらに会社を、子どもをおもしろがらせ笑い声をエネルギーとする新会社へと生まれ変わらせるという、心温まるファンタジーとしてパッシングしているゲイ映画である。 ●ネット上ではこの映画をゲイ映画とみる意見が流れていた。たとえば声優た

    モンスターズ・イン・ザ・クロゼット『モンスターズ・インク』Monsters Inc.2(2001) ゲイ映画解説2 - rentoの日記
    maturi
    maturi 2018/06/24
    クローゼットは、ゲイならびにゲイ共同体を示す特殊な、だが公然たる隠語。同性愛カップルにとって子どもをつくることは不可能である(ゆえにゲイ・カップルには幸せな子供がねたましい。だから劇中で脅すのである)
  • ボディ・ダブル:『パールハーバー』Peal Harborゲイ映画解説1 - rentoの日記

    ▲日の真珠湾攻撃からアメリカの東京空襲までの歴史的転機を舞台にしてこの映画*1が描くのは男性どうしの友情である。戦争という混乱期を経た友情の固さを確認する物語となってこの映画は、のっけから、いたずらをした男の子を、その子の友人の男の子がかばい、身代わりになるというエピソードではじまる。 ▲大人になってからの男性二人の関係は、女性をめぐる三角関係となる。しかし、問題は、それが最初から一人の女性の取り合いとはならないことだ。最初はレイフRafe(ベン・アフレックBen Affleck)とイヴリンEvelyn(ケイト・ベッキンセールKate Beckinsale*2)との恋愛関係しかない。やがてイギリスに従軍したレイフが、戦死したという誤報が入り、レイフの友人ダニーDanny(ジョシュ・ハートネットJosh Hartnett)がイヴリンを慰めているうちに、恋が芽生え結婚にいたる。そこに死んだは

    ボディ・ダブル:『パールハーバー』Peal Harborゲイ映画解説1 - rentoの日記
    maturi
    maturi 2018/06/24
    ジレンマ型解決構造のアクロバット成功||”死者と結ばれた友情は永遠に結ばれた等しい。あるいは死者はその死によって、決して返済できない負債を生者にもたらす”
  • 美しい友情のはじまり 『カサブランカ』ゲイ映画解説4 - rentoの日記

    スラヴォイ・ジジェクは、ある論文のなかで映画『カサブランカ』のなかにある謎めいた3・5秒のショットをとりあげて、二つの相反する解釈が可能であるとうい議論を紹介している*1。 映画のなかの、その場面だけに焦点を絞ると、「カサブランカ」の経営者リック(ハンフリー・ボガート)が、かつての恋人で、自分を裏切り見捨てた女性イルサ(イングリッド・バーグマン)から、なぜ裏切ったのか、その告白を聞く場面がある。すでにべつの男のになったイルサではあったが、まだリックを愛しているといい、二人は抱き合う。暗転。つぎにボギーは、窓辺にたって夜の飛行場の管制塔を、たばこをふかしながら見ているが、部屋のなかでは彼女がベッドに腰掛けている。ボギーはおもむろにふりかえり「それで?」という。彼女は告白を再会する。 暗転から「それで」までが3・5秒。この間になにがあったのか。もっと端的に言えば、ボギーはやったのか、やなかっ

    美しい友情のはじまり 『カサブランカ』ゲイ映画解説4 - rentoの日記
    maturi
    maturi 2018/06/24
    途中ボビーってでてきて???ってなった(2回目に”ボビーの経営するナイトクラブ”って出てきたときにボギーのTypoだとわかったが)
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