文化輸出品としてのマンガ-北米のマンガ事情 第25回 「アメリカのコミックス市場で存在感を増すクリエイター・オウンド作品」‐前編‐ 椎名 ゆかり アメリカの大学院でポピュラー・カルチャーを学び帰国後、マンガを専門とする出版エージェント業やアニメ、マンガ関連の翻訳者他、海外マンガを紹介する様々な仕事を行ってきた。 翻訳マンガ:『ファン・ホーム』『メガトーキョー』『ブラック・ホール』『デイトリッパー』他 ブログ:「英語で!アニメ・マンガ」 http://d.hatena.ne.jp/ceena/ Nowhere Men, by Eric Stephenson and Nate Bellegarde:2014年のアイズナー賞、「Best Continuing Series」部門ノミネートの1作品 コミックスのコンベンションとして始まり今ではサブカルチャー全般を扱うアメリカの一大イベント、サンディ
日本の特撮制作の老舗、円谷プロダクションの業績が拡大し、新たな転機を迎えている。同社は1963年に設立、特撮映画、テレビ番組で数々の名作を送り出してきた。ウルトラシリーズなど誰もが知るタイトルを製作し、日本を代表する特撮スタジオとして知られていた。 しかし1990年代末以降、経営状態が悪化、2007年までには債務超過に陥っていた。2007年にTYOグループに入り、さらに2010年からはフィールズのグループ会社となった。この間に財務状況の改善を進め、さらに売上げと利益を伸ばし、2014年3月期に債務超過の解消を実現した。 5月9日開催されたフィールズの事業戦略説明会によれば、2014年3月期の円谷プロダクションの売上高は前年比11%増の32億7000万円、営業利益は72%増の6億7000万円と好調だった。これが債務超過の解消につながった。 円谷プロダクションは、幅広い世代を中心に人気のあるウ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く