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ブックマーク / www.tnm.jp (7)

  • 東京国立博物館 - 1089ブログ

    みなさん、こんにちは。 現在館14室で開催中の創立150年記念特集「近世能狂言面名品選 ー「天下一」号を授かった面打ー」を担当した川岸です。 今回はこの展示についてご紹介します。 すでにご覧いただいた方もいるかもしれませんが、展示室の様子です。 過去の展示室の様子と比べて、何か気づくことはありませんか? 正解は、展示室中央の展示ケースが新しくなりました。 新しくなった館14室の中央展示ケース 以前より幅、奥行き、高さが大きくなりました。ガラスも透明度が高く、ケースの前に立った自分の姿が映りません。とてもきれいです。 昨年度末の閉館期間中に設置された新品なので、この特集でお披露目というケースです。 立派なケースが設計され、大きくなったので、前々からやってみたかった展示方法にチャレンジしました。 それは「面裏が見えるように立てて展示し、さらに2つの能面を見比べられるようにする」こと。 さっ

    maturi
    maturi 2023/02/10
    いくつかの案を検討し、最終的に、金属でつくることにしたのです。 展示予定の能面を3Dプリンターで出力したもので、金物の角度や穴の位置などを業者さんに合わせてもらいます。
  • 【1089ブログ】【トーハク考古ファン】埴輪になったニワトリ

    弥生時代のマツリの道具、銅鐸。銅鐸界のスターはシカでした。 古墳時代にもシカは登場します。なかでも古墳の上や周囲には、シカの埴輪を見かけることがあります。 どうしてシカを埴輪にしたのでしょうか。 それは古墳に葬られた王にとって、狩猟が大切だったから、という説があります。 たとえば、こんなシカの埴輪があります。 埴輪 鹿 古墳時代・6世紀 茨城県つくば市下横場字塚原出土 ※展示予定はありません。 困り顔ですね。なぜかというと… 矢が刺さっているんです!(印をつけた部分。矢柄部分は折れてしまっています) 矢を射かけられているシカを描いた銅鐸がありましたが、古墳時代になってもシカは狩りの獲物でした。 このようなシカの埴輪のほかに、イノシシとイヌがセットとなって出土することもあります。 このセットも、狩猟を再現しているとされています。 左:重要文化財 埴輪 猪 右:埴輪 犬 いずれも、古墳時代・6

    【1089ブログ】【トーハク考古ファン】埴輪になったニワトリ
  • 東京国立博物館

    中国の首都北京の中心に位置する故宮博物院は、かつては紫禁城と呼ばれ、約500年にわたり中国を統治した明・清両朝の歴代皇帝が国を治める拠点として造営された宮殿であり、現在は190万件の膨大なコレクションを所蔵する博物館です。 展では、VR(バーチャル・リアリティ)によって再現された清時代の最盛期の紫禁城を体感し、高精細3D(3次元)データで眼前に現れた珠玉の工芸品を鑑賞し、超大画面シアターに投影された青緑山水の傑作「千里江山図巻」の画中に没入することを通じて、中国美術の奥深さを愉しんでいただきます。さらに、東京国立博物館が所蔵・管理するコレクションの中からセレクトした、歴代皇帝や清時代の文化財などを紹介します。これらの展示を通じて、在りし日の清王朝の宮廷のすがたに想いを馳せていただきたく願います。

    東京国立博物館
    maturi
    maturi 2022/08/08
  • 【1089ブログ】タイで作られた日本刀

    館では名物「三日月宗近」が人気を集めていますが、日タイ修好130周年記念特別展「タイ ~仏の国の輝き~」にも見逃せない刀剣が展示されていることを皆さまご存知でしょうか。 日刀をモデルにタイで作られた刀剣、「日式刀剣」です。 タイにおける日刀の受容は、16世紀から17世紀にかけてのアユタヤー朝で活発化したと思われます。 日刀は正式な交易品として以外にも、流入した日人の武装として、人の流れに沿う形で大量にタイ国内へもたらされました。 ところが、朱印船貿易の終息とその後の江戸幕府の政策によって、日とタイの間の直接交流が途絶えると、当然のことながら日刀の輸入量も激減し、タイ国内の需要をまかないきれなくなりました。その結果、日よりもたらされた日刀をモデルにタイで日刀を模した刀=日式刀剣が製作されることとなるのです。 この日式刀剣には発達段階があると考えられます。展で展示し

    【1089ブログ】タイで作られた日本刀
    maturi
    maturi 2021/10/05
    |タイで作られた日本刀| これらタイで作られた日本式刀剣の外装には特筆すべき特徴があります。 考古学用語でいう「痕跡器官」の存在です。もとは生物学の用語で、退化によって本来の機能を失った器官が、形だけが
  • 東京国立博物館

    昨年10,500人の来場者をお迎えし、大好評を博した「博物館で野外シネマ」を、年も移動映画館キノ・イグルーとの共催で開催します。 2017年は、9月22日(金)、23日(土・祝)の2日間! 「東京国立博物館にまだ行ったことがない」、「なかなか行く機会がない」、「どんなところか分からない」という方も、映画を見ながら、ゆったりとトーハクの雰囲気を味わっていただければと思います。 第5回目となる今回の上映作品は、第16回ニューヨーク国際児童映画祭・長編大賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門・優秀賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ている『ももへの手紙』(2012年 監督: 沖浦啓之)。豊かな自然とやさしい人々が生きる瀬戸内の小さな島で、主人公『もも』と、彼女を訪れる不思議な妖怪達との交流を描いた家族の愛の物語です。 上映日は、「フランス人間国宝展」(別途料金が必要)を含め、22時までの

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    maturi 2017/09/19
    ももへの手紙 2017年は、9月22日(金)、23日(土・祝)
  • 東京国立博物館

    2016年10月14日(金)、15日(土)に、第4回「博物館で野外シネマ」を移動映画館キノ・イグルーと共催で開催します。 今年7月14日、15日に開催した前回の第3回目は6500人の来場者を迎え(14日は雨天のため野外上映は中止)、大好評を博しました。第4回目となる今回は、現在、全国で大ヒット中のアニメーション映画『君の名は。』を手がけている新海誠監督の名作『秒速5センチメートル』(2007年、コミックス・ウェーブ・フィルム)をお届けします。 上映日は、特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」(別途料金が必要)を含め、22時までの特別夜間開館を実施しますので、映画鑑賞後にも展示室をご観覧いただけます。 当日は各種屋台も出店予定! 秋の夜長に屋台と映画を楽しみながら、のんびりトーハクの雰囲気をお楽しみください。 チラシのPDFはこちら ( 2.2MB)

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    maturi 2016/10/14
    秒速5cmを屋外で見る
  • 【1089ブログ】アプリ版『e国宝』をアップデートしました

    『e国宝』ユーザーの皆様、大変お待たせしました。 昨年のリリースから1年以上経ちましたが、この度アプリをバージョン2.0へとアップデートしました。アイコンも「賢愚経断簡(大聖武)」より拝借した「寶(たから)」の字を用いたデザインへと変わりましたが、もちろんそれ以外にも大きな機能追加や変更点などを盛り込んでありますので、今回はそれらの紹介をしたいと思います。 まず、これまでのバージョンではiPhone及びiPod touchのみの対応となっていましたが、今回のバージョンでiPadにも正式に対応しました。画面の大きなiPadであれば作品の迫力もより大きなものとなりますし、複数の人で同時に鑑賞することも可能ですね。これまでのバージョンでもiPadにインストールすることは可能でしたが、iPhone用の画面をそのまま引き延ばして表示していたため、解説文などの表示があまりきれいではありませんでした。

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    maturi
    maturi 2013/02/09
    e国宝
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