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ブックマーク / yu-koba.hatenablog.com (6)

  • 投資と利子率について - コバヤシユウスケの教養帳

    ちょっと間が空いてしまいましたが... 前回のつづき。 長期においてどのようにして総需要と総供給が均衡するのか? 現在の主流派の経済学では、長期においては供給側が生産量を決めるという「セイの法則」が成立すると考えられているが、それはなぜか? ということを考えるために、マクロ経済学における「投資」と「貯蓄」について、前回はまとめてみました。 話を整理すると 総供給 ⇒ 総所得 総所得 ⇒ 消費 + 貯蓄 総需要 = 消費 + 投資 で、 貯蓄 = 投資 となれば、 総供給 ⇒ 総所得 ⇒ 総需要 となって、「セイの法則」が成立すると言えそうだということです。 ※あくまでも閉じた経済で考えています。実際には対外貿易がありますし、金融もグローバル化しています。 ところが現代の経済では、貯蓄主体と投資主体が異なります。では、どのようにして 貯蓄 = 投資 になると考えられているのか? 貯蓄する人た

    投資と利子率について - コバヤシユウスケの教養帳
    maturi
    maturi 2014/09/22
    名目(利子率)
  • POSSE vol.8「マジでベーシックインカム!?」 − 続き - コバヤシユウスケの教養帳

    前回のエントリー『POSSE vol.8「マジでベーシックインカム!?」』の話の続き。 POSSE vol.8 マジでベーシックインカム!? 作者: POSSE出版社/メーカー: 合同出版発売日: 2010/09/15メディア: 単行購入: 4人 クリック: 31回この商品を含むブログ (8件) を見る 前回は、POSSEの特集をもとに、ベーシックインカムにまつわる言説を、制度面からと理念面から、思った事を書いたんですが、今回は「経済」、それも「労働市場」に絡む話を。 POSSEの特集に、「経済成長とBIで規制のない労働市場をつくる」と題して経済学者の飯田泰之さんへのインタビューが載っています。 飯田泰之さんはベーシックインカム肯定派ですが、現状ベーシックインカムは財源的にも難しいので「負の所得税」というものを提案しています。が、そんなことよりも気になるのは、最低賃金制度のくだり。飯田泰

    POSSE vol.8「マジでベーシックインカム!?」 − 続き - コバヤシユウスケの教養帳
    maturi
    maturi 2014/07/28
    飯田やす之先生の最低賃金法に対するスタンス via Posse
  • リベサヨ(リベラルなサヨク)からいろいろ考える - コバヤシユウスケの教養帳

    「リベサヨ」という言葉は、hamachan氏がhamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)で使いだしたのだと思いますが、最近ではツイッターでもよく見かけるようになりました。とはいっても、hamachan氏が使いだしたときの意味とは、違う意味で使われているようで、どうもリベラルと左翼をいっしょくたにして「リベサヨ」と言っている人が多いようです。そもそも右とか左とか、イメージが先行して語られるので、人によってそのイメージにギャップがある。そこにリベラルまでくっついたので、ちょっと混乱してます。僕なんかより若い人は、左翼=リベラルというイメージがしっかり張り付いてしまっている人も多いようなので、たぶんhamachan氏が言わんとしたことが、いまひとつピンとこないのかもしれません。でも僕はこの言葉が、日政治思想の対立軸を考える上で、そしてヨーロッパの左翼を知る上でも、けっこういい切り口になる

    リベサヨ(リベラルなサヨク)からいろいろ考える - コバヤシユウスケの教養帳
  • 足立啓二『専制国家史論』 - コバヤシユウスケの教養帳

    ずっと放置してました。ものすごく久しぶりの更新です。 前回は、2011年の12月に與那覇潤『中国化する日』というを読んであれこれ思ったことを書きました。それからもう2年近くですが、今回も話はつながってます。中国史です。 専制国家史論―中国史から世界史へ (叢書 歴史学と現在) 作者: 足立啓二出版社/メーカー: 柏書房発売日: 1998/04メディア: 単行購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログを見る このは、與那覇さんの『中国化する日』が話題になったときにも、何人かの人が言及していたです。『中国化する日』が、中国の共同体や中間団体が弱く、流動性が高くて自由なところを「進んでいる」としたのに対して、『専制国家史論』ではそこを逆にマイナス面としてみている、というのが、このに言及があった理由だと思います。それで、『中国化する日』との対比で紹介する、というのもアリだ

    足立啓二『専制国家史論』 - コバヤシユウスケの教養帳
  • マクロ経済学における「投資」とは? - コバヤシユウスケの教養帳

    さてさて今回は、長期においてどのようにして総需要と総供給が均衡するのか、現在の主流派の経済学における考え方を、取り上げてみたいと思います。 3つ前のエントリーで、現在の主流派の経済学では、「セイの法則」(供給はそれ自身の需要を創造する)が長期においては成立すると考えられていることを紹介しました。 マクロ経済学において、供給(総供給)っていうのは、国全体での財やサービスの生産のことを言っていて、それらが販売されることで、最終的には個人または法人の所得(総所得)になり、そして所得は需要(総需要)になる(供給→所得→需要)。だから「供給はそれ自身の需要を創造する」ってことになるんだろうけれども、まあでもよく考えると、供給→所得→需要→供給っていうようにぐるぐる回っていて、実は総需要と総供給っていうのはコインの裏表みたいな感じもするんで、やっぱりなんだか混乱します。 マクロ経済での「需要」と「供給

    マクロ経済学における「投資」とは? - コバヤシユウスケの教養帳
    maturi
    maturi 2012/05/05
    しかし今日は企業が貯蓄してるという特殊な事態に ”逆に「投資」をする企業は、融資や株などによる資金調達を行って「投資」をします。つまり「投資」の原資である「貯蓄」をするのはどこか別のところになります”
  • 『中国化する日本』與那覇潤 を読んであれこれ - コバヤシユウスケの教養帳

    ずいぶんと更新をご無沙汰していました。前回、ゲルマン的形態と日の村落共同体の比較をすると予告しておいたんですが、その後いろいろ関連を読み始めたら、これが実に奥が深い、簡単じゃない...それで、すっかり歴史の面白さにはまってしまいまして、近所の大学図書館にお世話になりつつ、歴史読みまくりの日々です。 それで、ひさしぶりの更新にあたって。まあ予告通り共同体の歴史について書こうという意思はあるのですが、これはもうちょっと脳内で熟成させたい、という思いもある。そんな折、ちょっとネタにするのによさげながあったので、今回はそのの感想などを。 中国化する日 日中「文明の衝突」一千年史 作者: 與那覇潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/11/19メディア: 単行購入: 12人 クリック: 193回この商品を含むブログ (113件) を見る これはネタなのか?マジなのか?と随所で

    『中国化する日本』與那覇潤 を読んであれこれ - コバヤシユウスケの教養帳
    maturi
    maturi 2012/05/05
     僕は、20年以上前に欧米の知識人が日本を見習え!といっていた頃、ちょうど大学生でした。そこでは、日本的経営のメリットが語られ、賃金の柔軟性や雇用の流動性が日本的雇用のメリットとしてもてはやされていまし
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