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ブックマーク / zundam09.hatenablog.jp (52)

  • 「影響力の武器」にみる認知バイアス - リハ医の独白

    「影響力の武器」を久しぶりに読んだ。内容が多岐にわたるため、頭の整理のために内容をまとめた。 【関連エントリー】 一流のプロは「感情脳」で決断する(2011年8月6日) ゼロリスク幻想が生まれる背景とリスクコミュニケーション(2011年11月22日) 影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか 作者: ロバート・B・チャルディーニ,社会行動研究会出版社/メーカー: 誠信書房発売日: 2007/09/14メディア: 単行購入: 111人 クリック: 1,196回この商品を含むブログ (217件) を見る 「影響力の武器」では、直感的な処理を行う自動的な反応のことを「カチッ・サー」という言葉で表現している。動物のなかにあるテープレコーダに行動パターンが録音されており、「カチッ」とボタンを押すとその場面に適したテープが「サー」と動き出すことを表現している。人間の行動の多くも自動的、紋切り

    「影響力の武器」にみる認知バイアス - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2015/01/04
     人は自分が好意を感じている知人に対してイエスという傾向がある。 第二の要因は類似性。  もう一つの要因は称賛。  親密性を高めることも、好意を促進する効果がある。第五の要因は連合。
  • 「悪意の情報」や「ダメな科学」を見破る大まかな指針 - リハ医の独白

    科学的な装いをもった「デタラメ」な情報が飛び交っている。マスメディアの影響力は大きい。識者の意見で権威づけながら、あらかじめ描いていたストーリーに従って強引に結論に持っていくような番組、報道、雑誌が幅をきかせている。 インターネットで情報を収集する際も、使い方を誤ると、偏った情報だけ集め思い込みの呪縛から抜け出せなくなることがある。まかり間違うと、偏見や差別の要因ともなりうる。 問題ある情報に惑わされないためには、科学的なものの考え方、素養、リテラシーが必要となる。「悪意の情報」を見破る方法というは、日常生活に影響を及ぼす科学関連の問題を理解するための方法論を一般読者向けにまとめたものである。 「悪意の情報」を見破る方法 (ポピュラーサイエンス) 作者: シェリー・シーサラー,菊池誠,今西康子出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2012/08/01メディア: 単行購入: 4人 クリッ

    「悪意の情報」や「ダメな科学」を見破る大まかな指針 - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2015/01/04
    「悪意の情報」を見破る方法 (ポピュラーサイエンス) 作者: シェリー・シーサラー,菊池誠,今西康子 飛鳥新社                       きくまこ
  • 要介護要因のなかで脳血管障害の割合が2割を切る - リハ医の独白

    2014年7月15日、平成25年 国民生活基礎調査の概況が公表された。調査では、3年に1回、要介護者の状況が報告される。この間、一環して要介護要因の第1位は脳血管障害だったが、ついにその割合が2割を切った。 【関連エントリー】 要介護5大要因のなかで認知症の割合が増加中(2013年4月7日) 国民生活基礎調査|厚生労働省の中にある平成25年、22年、19年、16年、そして、13年のデータを用いて、介護が必要となった主な原因の構成割合を作成してみると、下表のようになる。 脳血管障害、認知症、骨折・転倒、関節疾患、高齢による衰弱が10%を超えているのに対し、その他の要因はいずれも5%以下にとどまっている。今後の介護予防対策を図るうえで、この5大要因の重要性は全く変わっていない。 要介護5大要因中、脳血管障害の割合は一貫して低下している。2013年には18.5%とついに2割を切り、12年前の2

    要介護要因のなかで脳血管障害の割合が2割を切る - リハ医の独白
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    maturi 2015/01/04
    脳血管障害、認知症、骨折・転倒、関節疾患、高齢による衰弱が10%を超えているのに対し、その他の要因はいずれも5%以下にとどまっている。今後の介護予防対策を図るうえで、この5大要因の重要性は全く変わっていな
  • 日本における社会保障費事業主負担は国際的にみてきわめて低値 - リハ医の独白

    http://mainichi.jp/select/news/20140803k0000e020134000c.htmlという記事が、Yahoo!Japanのトップニュースとなっていた。 【関連エントリー】 日は小さすぎる福祉国家、低負担・低福祉国家(2008年11月28日) 企業の健康保険組合が財政難にあえいでいる。要因は、2008年度の後期高齢者医療制度発足時より1.5兆円増えた高齢者医療費の分担金だ。そうした状況で厚生労働省は、大企業健保にさらに負担を求めようとしている。より懐が苦しい市町村の国民健康保険(国保)の立て直しを狙ったものだが、その場しのぎの感は否めない。【佐藤丈一、中島和哉】 http://mainichi.jp/select/news/20140803k0000e020134000c.html 大企業を母体とした組合が多い健康保険組合連合会の主張そのままの記事である

    日本における社会保障費事業主負担は国際的にみてきわめて低値 - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2015/01/04
    法人税減税が必要(白目) ”日本における社会保障費事業主負担は国際的にみてきわめて低値であることを、健康保険組合連合会自体が認めている。今までが恵まれすぎていただけである”
  • 高齢者の人口移動、東京都や大阪府で転出超過 - リハ医の独白

    統計局ホームページ/平成26年/統計トピックスNo.84 統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)−「敬老の日」にちなんで−にある統計局ホームページ/平成26年/統計トピックスNo.84 統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)−「敬老の日」にちなんで−/2.高齢者の人口移動を見ると、東京都や大阪府で転出超過というデータが示されている。人口の大都市圏集中が進んでいるという印象があったので、意外に思い、関連資料を調べてみた。 平成25年の高齢者の転出超過数を都道府県別にみると、東京都が4,937人と最も多く、次いで大阪府(806人)、福島県(393人)など27都道府県で転出超過となっています。 都道府県間移動率(日人の男女年齢階級別人口※に対する移動者数の比率)を65歳以上の5歳階級別にみると、85〜89歳が最も高くなっています。また、男女別にみると、男性は65〜69歳及び90歳以上、女性

    高齢者の人口移動、東京都や大阪府で転出超過 - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2015/01/04
    今後、団塊の世代の高齢化に伴い、大都市圏で高齢者人口が増加する。高齢者人口移動の特性を考えると、東京近郊の埼玉・千葉・神奈川県や地方中核都市でより問題が深刻化する可能性があると考え、対策をとる必要があ
  • 未知性が偏見や差別を引き起こす理由 - リハ医の独白

    先日のエントリーで「未知の漠然とした不安が、偏見や差別を引き起こす」ことを指摘した。このことに関し、少し掘り下げてみる。 【関連エントリー】 障害者の社会復帰政策と施設コンフリクト(2015年1月2日) 友達の数は何人?ダンバー数とつながりの進化心理学(2014年12月24日) 「影響力の武器」にみる認知バイアス(2014年5月27日) 偏見や差別は、心の二重過程理論における「自律的システム」によって生じる認知バイアスに関係している。リスク認知バイアスの進化心理学的な解釈(小松秀徳ほか)の要約に次のような記載がある。 このリスク認知バイアスの多くは、人間が持つヒューリスティクス(直観)に起因するものと考えられる。進化心理学では、ヒューリスティクスを含む、現在の人類が持つ一般的な心理的傾向は、我々の先祖が石器時代の環境に適応した結果得られたものと考えられている。このような進化心理学的な解釈に

    未知性が偏見や差別を引き起こす理由 - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2015/01/04
     血縁関係の集団は最大でも150人程度までと言われている。この数値をダンバー数、この集団を氏族(クラン)と表現する。古くからの狩猟採集生活を行う氏族同士は、お互いのことをほとんど知らず、空間的にも心理的に
  • 親族間の殺人は減少、介護殺人への対策が重要 - リハ医の独白

    家族同士の殺し合いが増加 昨年の殺人事件は親族間が53.5%│NEWSポストセブンという刺激的なタイトルの記事があった。 殺人事件は戦後、1950年代から減少し続け、1990年代以降は1100〜1250件程度とほぼ横ばいで推移、2009年以降はさらに減って1000件以下となった(いずれも検挙件数。警察庁の統計による)。高度経済成長で暮らしが豊かになるのに伴い減少し、その件数に大きな変動がないことがわかる。 しかし、親子、兄弟、配偶者同士など「親族間」の殺人に目を転じると、事情は異なる。2003年までの過去25年、親族間の殺人は検挙件数全体の40%前後で推移してきたが、2004年に45.5%に上昇。以後の10年間でさらに10ポイント近く上昇し、2012年、2013年には53.5%まで増加した。 殺人事件(数)全体は減少しているが、親族間の殺人(率)は上昇しているという記載の仕方である。前者と

    親族間の殺人は減少、介護殺人への対策が重要 - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2015/01/04
    マスコミのうそ見出し検証
  • 障害者の社会復帰政策と施設コンフリクト - リハ医の独白

    http://mainichi.jp/shimen/news/m20150101ddm041040040000c.htmlという障害者差別について考えさせられる記事があった。 【関連エントリー] スティグマの社会学(2014年4月14日) 集会所の置き時計がむなしく時を刻んでいた。2014年3月30日、川崎市北部の住宅街に移転を計画する精神障害者のグループホームと、約20人の地区住民の話し合いは平行線のまま、3時間がたとうとしていた。 (中略) 同じ町内の老朽化した一軒家から1キロ離れた新築アパートへ移る予定で、工事は終わりかけていた。だが、話し合いからまもなく、さらに大きなショックが待っていた。工事業者から連絡を受け、駆けつけた青野さんの目に飛び込んだのは、10近いのぼりと横断幕だった。「精神障害者 大量入居 絶対反対」。夕闇の中、赤い文字が揺らめいていた。 障害者施設をめぐっては各地

    障害者の社会復帰政策と施設コンフリクト - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2015/01/04
     施設コンフリクト
  • 尾辻秀久、二木 立、権丈善一、3氏による医療座談会(上) - リハ医の独白

    権丈のホームページ(9月5日)を見ると、週刊東洋経済に掲載された医療座談会の記事がPDFファイルで閲覧できる。 「医療費抑制政策の撤回は大規模な財源確保から」(2008年8月2日特大号) 「高齢者医療制度で議論二分 経済界寄りの政策の是正を」(2008年8月30日増大号) 尾辻秀久(参議院議員、元厚生労働大臣)、二木 立(日福祉大学教授)、権丈善一(慶應義塾大学教授)の議論が紹介されている。読み応えのある内容である。権丈善一氏と二木立氏がお互いに共鳴しながら、話を進めている。尾辻秀久氏は聞き役に回っている感がある。 3氏の代表的発言を、ここでご紹介する。まずは、前半部分より。 # 「医療費抑制政策の撤回は大規模な財源確保から」 尾辻: 今回の骨太の方針は極めてあいまいな姿になってしまった。社会保障政策では、医師不足対応などアクセルペダルが初めて盛り込まれた反面、2200億円の社会保障費削

    尾辻秀久、二木 立、権丈善一、3氏による医療座談会(上) - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2014/10/18
    財源問題
  • 日本は小さすぎる福祉国家、低負担・低福祉国家 - リハ医の独白

    昨日に引き続き、経済財政諮問会議 第25回議事要旨(2008年11月20日)より、吉川洋社会保障国民会議座長の発言の概要を紹介する。なお、「中福祉・中負担」の社会保障の確立による安心強化に向けては、有識者議員提出資料として、岩田一政(内閣府経済社会総合研究所長)、張富士夫(トヨタ自動車株式会社取締役会長)、三村明夫(新日製鐵株式会社代表取締役会長)、吉川洋(東京大学大学院経済学研究科教授)の4氏が連名で作成したものである。 【関連エントリー】 権丈善一氏と吉川洋氏との議論(2008年6月13日) 社会保険料事業主負担は先進国の中では最低水準(資料編)(2008年9月22日) 尾辻秀久、二木 立、権丈善一、3氏による医療座談会(上)(2008年9月25日) 尾辻秀久、二木 立、権丈善一、3氏による医療座談会(下)(2008年9月25日) 吉川洋議員は、「高福祉・高負担」「中福祉・中負担」「

    日本は小さすぎる福祉国家、低負担・低福祉国家 - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2014/04/13
    社会保障の強化というリターンが戻ってくるという確証が得られない限り、負担増に関しての合意は得られない。現状の政治不信が続く限り、「低負担・低福祉」の状態に陥る可能性が高いように思える。
  • 都市部の急速な高齢者増が深刻な問題に(各地方版) - リハ医の独白

    せっかくなので、都市部の急速な高齢者増が深刻な問題に(2012年1月13日)の各地方版もアップする。 高齢化率は、20%未満■(青)、20〜25%■(緑)、25〜30%■(黄)、30〜35%■(橙)、35〜40%■(赤)、40%以上■(黒)と色分けし、図示している。 一方、高齢者増(2010年-2025年)は、減少■(青)、0〜2,499人■(水色)、2,500〜9,999人■(緑)、1万〜2万4,999人■(黄)、2万5,000〜9万9,999人■(橙)、10万人以上■(赤)と色分けし、示している。 【北海道】 # 高齢化率(2010年) # 高齢化率(2025年) # 高齢者数増(2010年-2025年) 【東北】 # 高齢化率(2010年) # 高齢化率(2025年) # 高齢者数増(2010年-2025年) 【関東】 # 高齢化率(2010年) # 高齢化率(2025年) # 高齢

    都市部の急速な高齢者増が深刻な問題に(各地方版) - リハ医の独白
  • 都市部の急速な高齢者増が深刻な問題に - リハ医の独白

    医学書院/週刊医学界新聞:第3009号  2013年01月07日は、「2025年の医療と介護」という特集である。この中に、次のような記述がある。 特集のテーマである"2025年"は,いわゆる「団塊の世代」(1947〜1949年に生まれた人)が75歳以上の後期高齢世代となる年であり,後期高齢者が総人口の20%弱を占めることになる。団塊の世代の脳裏に「介護」という言葉が現実問題としてちらつき始める,いわば格的な超高齢社会の始まりの年と言える。 この高齢化は,特に東京近郊などの都市部を中心に,急速な進展が予測される。 この間、当ブログでも、2025年問題を重視し、超高齢社会の到来にともなって生じる看取り問題、認知症対策、住まいの確保などについて関連エントリーで触れてきた。今回は、都市部における急速な高齢者増問題に関し、二次医療圏のデータを基に深刻な実態であることを提示する。 【関連エントリー

    都市部の急速な高齢者増が深刻な問題に - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2014/02/07
    まあ今中年壮年が多い地域=都市部がこうなるのは当然|(定年になった人間の大部分を田舎に送り込むとかしなければ)
  • 義手のバイオリニスト - リハ医の独白

    「24時間テレビ」で、筋電義手をつけてバイオリンを引く少女が紹介された。中日スポーツ、真央ちゃん、義手の少女と”共演” 中京テレビ「24時間テレビ」より。 真央ちゃん、義手の少女と”共演” 中京テレビ「24時間テレビ」 2008年8月29日 紙面から フィギュアスケートの浅田真央選手(17)が、先天性の四肢障害がある千葉県の小学生、大久保美来ちゃん(8)が弾くバイオリンをバックに演技をするスペシャル企画が、日テレビ系=中京テレビの「24時間テレビ」(30日午後8時45分ごろ)で放送される。 7月末に愛知県長久手町で行われたアイスショー「THE ICE」(モリコロパーク)の昼夜公演の合間に収録された。 美来ちゃんは、生まれた時から右ひじの先がない障害がありながら、3歳の時に筋電義手と出合い、バイオリンを始めた。初めての大舞台に緊張を隠せない美来ちゃんだったが、番組のチャリティーパーソナリテ

    義手のバイオリニスト - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2014/02/07
    2009 佐なんとか河内さん が話題の今
  • スティグマの社会学 - リハ医の独白

    スティグマという言葉を学術用語として初めて用いたアーヴィング・ゴッフマン著「スティグマの社会学」を読んだ。 スティグマの社会学―烙印を押されたアイデンティティ 作者: アーヴィングゴッフマン,Erving Goffman,石黒毅出版社/メーカー: せりか書房発売日: 2001/04メディア: 単行購入: 6人 クリック: 62回この商品を含むブログ (29件) を見る 書は社会心理学の古典的名著と呼ばれている。しかし、内容はきわめて難解である。今から約50年前の1963年に発刊されていることより、時代背景がだいぶ異なる。また、独特の用語を使用しており、一読しただけでは、内容が頭に入ってこない。また、社会学と銘打っているが、スティグマに対する個人レベルでの対応に関する叙述が中心のため、社会的問題の理解を求めようとする者にとっては不向きである。 自分の頭を整理するために、書の論点の中で気

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  • 死因統計で肺炎が脳血管疾患を上回り第3位へ - リハ医の独白

    平成23年人口動態統計月報年計(概数)の概況|厚生労働省が公表された。死因統計では、肺炎が脳卒中を上回り第3位となった。 【関連エントリー】 人口動態統計死因順位で老衰が躍進(2010年10月5日) 「不慮の事故死亡統計」にみる転倒・転落、窒息対策の重要性(2010年3月18日) 概況(PDF:2,335KB)の10ページに次のような記載がある。 平成 23 年の死亡数・死亡率(人口 10 万対)を死因順位別にみると、第1位は悪性新生物で35 万 7185 人、283.1、第2位は心疾患 19 万 4761 人、154.4、第3位は肺炎 12 万 4652 人、98.8、第4位は脳血管疾患で、12 万 3784 人、98.1 となっている。 (中略) 肺炎は昭和 50 年に不慮の事故にかわって第4位となり、上昇と低下を繰り返しながら上昇傾向を示してきたが、平成 23 年は脳血管疾患にかわり

    死因統計で肺炎が脳血管疾患を上回り第3位へ - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2013/02/19
    順位は悪性新生物、心疾患、肺炎、脳血管疾患である。平成24年度以降は、第5位老衰、第6位不慮の事故、第7位自殺という順番がしばらく続くと予測する。
  • 迫り来る銀色の津波 - リハ医の独白

    最近掲載された、The New England of Medicineの視点(Perspective)、The Underside of the Silver Tsunami ― Older Adults and Mental Health Care ― NEJMをタイトルにひかれ読んだ。当初、東日大震災におけるTsunamiのことを扱ったものかと思ったが全く違っており、Silver Tsunami(銀色の津波)=高齢者急増であることが文を読んでわかった。 【関連エントリー】 都市部の急速な高齢者増が深刻な問題に(2013年1月13日) Approximately 5.6 million to 8 million Americans 65 years of age or older have mental health or substance-use disorders, and t

    迫り来る銀色の津波 - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2013/02/19
    団塊世代の高齢化
  • 小樽雪あかりの路、点灯前に転倒 - リハ医の独白

    地域リハビリテーションの話をしに札幌に行ったついでに、小樽雪あかりの路 official websiteはリニューアルしましたを見てきた。2011年11月末に函館を訪れたことはあるが、厳冬の時期に北海道旅行をするのは初めてだった。十分注意をしていたつもりだったが、見事に転倒してしまった。 円安になったせいか、外国からの観光客が多かった。町歩きをしている観光客の半分が中国語を話していた。中国土から来ているのか、それとも台湾や香港からなのかはわからないが、雪景色の北海道は魅力的な場所のようで、あちこちで記念写真を撮っている姿を見かけた。堺町通りには、ご覧のような雪だるまが飾られており、人気を呼んでいた。 お土産を買いながら、雪あかりの路の点灯が始まる午後5時を待った。街が薄暮に包まれる中、酒瓶を持った雪だるまが私の気をひいた。まず、写真を一枚とり、角度を変えて写真を撮り直そうとした。その時、

    小樽雪あかりの路、点灯前に転倒 - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2013/02/19
  • 戒名料に依存する寺院の行く末 - リハ医の独白

    朝日新聞の記事、「戒名料受け取れない」(2011年7月3日)より。なお、記事はネットにはまだ公開されていない。 東日大震災で多くの命が失われた被災地の寺院で、戒名料の受け取りを自粛する動きが広がっている。家族や自宅を失った被災者に配慮した。一方で、自粛が当然のように受け止められては困る、との声もある。葬儀の件数がかつてない規模になり、お寺の慣習にも異変が起きている。 自粛の動きがいくつか示された後、戒名料を通常通り受け取っている浄土真宗寺院の住職の発言が紹介されている。 「地方の寺の多くは過疎化で檀家が減り、お布施収入も減って厳しい。葬儀の法名(戒名)料や読経料は貴重な収入源で、受け取り自粛が当たり前と檀家に思われるようになるとつらい」と話す。 震災後の混乱が落ち着いた5月くらいからは、「友引」の日以外は、連日のように葬儀が続いているという。住職は「ここ3、4年分くらいの収入を2ヶ月で

    戒名料に依存する寺院の行く末 - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2011/07/05
    ”震災後の混乱が落ち着いた5月くらいからは、「友引」の日以外は、連日のように葬儀が続いているという。住職は「ここ3、4年分くらいの収入を2ヶ月で得た」と明かした”
  • 支援の必要性を可視化する - リハ医の独白

    東日大震災において、行政の壁の厚さを嘆く声をよく聞く。規定にしばられ、縦割り行政の中でたらい回しされ、支援のタイミングが失われていく。深部静脈血栓症予防、生活不活発病対策、栄養改善、口腔衛生、心のケア、震災関連疾患予防など個別の課題が重要であることは頭では理解していたとしても、具体的な行動を組織することができない。DMATが対応するような救急疾患の重要性は分かっていても、時間が経たないと影響が明らかにならない疾患への対応は遅れる。「直ちに影響がない」分野は後回しにされている。 前回のエントリーで触れたCCAT(Community Care Assistance Team、地域ケア支援チーム)を作った方が良いと思いついた最大の理由は、必要な支援を可視化できるのではないかと考えたからである。セットメニューにして提示すれば、行政側も受け入れやすい。横並び意識があるため、DMATと同様に自治体同

    支援の必要性を可視化する - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2011/07/05
  • CCAT(Community Care Assistance Team)という思いつき - リハ医の独白

    第3回宮城県リハビリテーション支援会議が開催された。様々な情報交換をする中で浮かんだアイディアがあるので、メモをする。 今回の大震災を受け、リハビリテーション支援関連10団体が活動を行っている。ただし、広範囲かつ甚大な被害への迅速な対応が迫られたが、実際に動き始めたのは4月になってからとやや立ち遅れた感は否めない。反省を含め、今後起こりうる大災害に備え、あらかじめ組織づくりを行っておく必要があるのではないかという話題になった。 災害医療に関していうと、阪神・淡路大震災を受けて創設されたDMAT(Disaster Medical Assistance Team、災害派遣医療チーム)があり、今回の東日大震災においても、全国からすみやかに集まっている。しかし、災害救急病院の現状を聞くと、搬送されてくるのは溺水で死亡した患者か低体温症患者がほとんどであった。トリアージタグでいうと、黒か緑かという

    CCAT(Community Care Assistance Team)という思いつき - リハ医の独白
    maturi
    maturi 2011/07/05
    id:hahnela03氏の 被災地コミュニティー問題意識と| 個人的メモでした すみません