花合わせ(はなあわせ)は原則として3人で遊ぶ花札の遊戯のひとつ。 手札の花と場札の花を合わせてそれを自分の札とし、得点を競う。別名、ばかっ花。 「花合わせ」という言葉は江戸時代から見えるが、古くは花札一般を指したようである。そのひとつの「馬鹿っ花」が代表的な遊び方であったため、「花合わせ」といえば「ばかっ花」のことを指すようになった。 ただし、古い時代の「ばかっ花」のルールは今と異なって単に札の点数を競うものであり、役がないから「馬鹿花」と呼ばれた[1]。昭和以降に他のゲームの影響で役が追加されたが、札の点数と役の点数を両方計算する必要が生じたほか、地域によって役や役の札が違うなど細かい差異もあり(後述)、あまり簡単とはいえないルールになってしまった。 遊戯は反時計回りに進行する。 初回の親はなんらかの方法で決める。順に札を切り、めくった月の一番大きい者に決める方法もある。 親の右隣の人が