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2016年7月26日のブックマーク (2件)

  • 『障害者殺しの思想』 横田弘著 評・渡辺一史(ノンフィクションライター) : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    社会の風潮撃つ視点 いわば“伝説の書”の復刊といっていいだろう。書は、1979年に刊行(JCA出版)されたものの、その後、絶版となり図書館でもなかなか手にすることができなかった。 著者は脳性まひの重度障害者(一昨年死去)で、ドキリとするタイトルは、当時続発していた家族による「障害者殺し」を踏まえたものだ。 例えば1970年、横浜市で2人の障害児を育てていた母親が、下の娘をエプロンのひもで絞め殺すという事件が起こった。しかし事件後、母親に多くの同情が集まることとなる。母親を殺害に追い込んだのは、何より日の福祉政策の貧困であり、母親もまた被害者であると、町内会や障害児をもつ親の会を中心に、加害者である母親の「減刑」を嘆願する運動が開始されたのである。 こうした動きに異を唱えたのが、著者らを中心とする障害者団体「青い芝の会」だった。殺した母親がかわいそうというなら、殺された子はどうなるのか。

    『障害者殺しの思想』 横田弘著 評・渡辺一史(ノンフィクションライター) : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
    maturiya_itto
    maturiya_itto 2016/07/26
    復刊を知る。 「『親』によって私たち『障害者』はどれ程の抑圧、差別を受けているか「『愛』の本質に潜むエゴを(中略)自己執着から逃れ得ない人間の哀しみを確認し、その時点からの叫びをあげなければならない」
  • 「安全・安心だけど寝たきり」は幸せか--夕張市の元ドクターが説く“医療の目的” - ログミー

    南日ヘルスリサーチラボ代表で、夕張市立診療所の元院長・森田洋之氏が、京都大学経済学部で特別講義を行いました。2007年の財政破綻をきっかけに病床数が1/10に減少した夕張市の医療・市民の生活はどのように変わったか? 高齢化率日一の町に起こった変化を数字とともに読み解きます。※このログは 南日ヘルスリサーチラボの記事 を転載したものに、ログミー編集部で見出し等を追加して作成しています。 病院が多い県に住むと医療費が2倍になる!? 森田洋之氏(以下、森田)  こんにちは、森田といいます。 僕は医者なんですが、実は医者になる前は、みなさんと同じ経済学部だったんです。 卒業してから医者になったんですね。ですので、もともとはみなさんのお仲間だったんですね〜(笑)。 その話をすると長くなるので、今日はカットしまして、早速今日の講義に入りましょう。これは2015年の6月の日経新聞です。 「病床が

    「安全・安心だけど寝たきり」は幸せか--夕張市の元ドクターが説く“医療の目的” - ログミー
    maturiya_itto
    maturiya_itto 2016/07/26
    なるほど、こう言う講演してまわってるのね……と理解。元のお話読むと、転出入補正などがされてないと分かる(https://www.shaho.co.jp/shaho/teiki/junpo/j2014/20141101_morita.pdf )。微妙な比較をいろいろ混ぜてる感じか。