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キューブリックの「フルメタル・ジャケット」が「ベトナム」とはなんの関係もない映画だったように、この映画もまた、ベトナムとはなんの関係もない。そのときのアメリカにとって手近なトラウマがベトナムだった、ってだけ。もっともらしいクスリの話とか陰謀とか出てくるけど、それはあからさまにやる気がない。最後のテロップの唐突さは笑っちゃったくらい。んじゃ、これは何の映画なのさ。これは、とても嫌な映画だ。「究極的には、我々はみな死人だ」という言葉がある。生まれてから、死に向かってノタノタ行進していくぼくらのカラダ。この映画に満ち満ちているのは、それだ。映画という「進行する」媒体の根源にあるイヤーな特質。時間に拠ったメディアの最も見たくない面。それは「始まって、終わりに向かって進行してゆく」こと。始まった映画は必ず終わる。「終われば何でもハッピーエンドだ」と某映画監督は言ったっけ。でも、それは裏を返せばこうい
brisa libreriaという書店で行われた、「出版記念♪オーガニック薬膳ランチ会♪ 〜余命3ヶ月のガンが消えた薬膳料理とは〜」に参加しました。 参加者は皆本を買わなければならなかったので、買って読みました。 私自身ががん治療中ということもあり、実際に治った人に「どうやって治ったのか」という話を聞きたくて参加しましたが 終始内容の薄い(がんとはあまり関係のない)話で終わり、肝心の著者自身の闘病のことや、どういう治療をしたのか、という内容は全く触れられることなく終わりました。 事前に参加者にアンケートを取り、体調に合わせたお料理をいただけるということでしたが、参加者全員同じメニューでしたし、味も美味しくありませんでした。 著者へ直接質問したいことがたくさんありましたが、あいにく質問の時間は取られず、 食事中も著者の「薬膳料理」のスライドを見せられるだけという 本当に意味のない会でとても
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