国内最大のツルの越冬地、鹿児島県出水市で死んだナベヅル1羽から鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たことがわかりました。今シーズン、鳥インフルエンザに感染した疑いのある野鳥が見つかったのは全国で2例目で、環境省と県は野鳥の監視態勢を強化するとともに詳しい検査を進めています。 今シーズン、鳥インフルエンザウイルスに感染した疑いのある野鳥が見つかったのは、北海道中標津町で見つかったオオハクチョウに続いて2例目になります。ただ、実際にウイルスに感染していたかどうかや、毒性の強さについてはわかっておらず、鹿児島大学で詳しい検査を進めていて、数日後に結果が出るということです。 出水市では、ツルがねぐらにしている水田で採取された水から、強い毒性を持つH5N6亜型の鳥インフルエンザウイルスが18日に検出され、環境省が半径10キロ以内を重点監視区域に指定してパトロールを始めています。 環境省によりますと