Sun Microsystemsと同社最大の株主であるSoutheastern Asset Managementは米国時間12月8日、Sunの役員会に2名の取締役を推薦する権利をSoutheasternが持つことで合意したと発表した。これは、不振にあえぐ同社を立て直す最新の取り組みとなる。 今後、Sunの株式を22%保有するSoutheasternが2名の取締役を指名し、役員会で承認されることになる。Southeasternにとって、今回の動きは、Sunの業績を向上させるために同社が再び新たな取り組みを実施することを意味する。 Southeasternは10月、Sunの株を買い増した上に防衛的投資家から積極的投資家へと立場を変え、Sun経営陣および第三者との話し合いによって株主価値を最大化したいとの考えを表明していた。Sunの株価は、過去52週の最高値を2007年12月に記録して以来83%