マイクロソフトは1月25日、PCサーバー向け次期OS「Windows Server 2008」に搭載する仮想化機能「Hyper-V」の本リリース時期が、2008年度下期(2008年9月)以降になることを明らかにした。当初はベータ版を製品に搭載し、本リリース後はWindows Updateで正式版を取得できるようにする。 仮想化ソフトの分野ではヴイエムウェアが先行しているが、中堅・中小ユーザー企業や部門サーバー向けの仮想化ソリューションで、Windows Server 2008が強みを発揮すると思われる。ただしソリューションプロバイダがWindows Server 2008を活用した仮想化ソリューションに取り組めるのは、今秋以降である。 米マイクロソフトは23日に仮想化技術の分野で、米シトリックス・システムズと提携することを発表済み。シトリックスはOSS(オープン・ソース・ソフトウエア)をベ