2011/06/01 デルは5月31日、過去4年間に同社が買収してきた製品や技術を組み入れた、新たなストレージ戦略を国内で説明した。「Fluid Dataアーキテクチャ」と呼ぶアーキテクチャを通じ、積極的なコスト削減を目指すという。 ストレージはITインフラコストに占める比率が高く、運用コストも大きい。にもかかわらずバックアップしたデータのリストア失敗が多発するなど、データが確実に利用しきれていない。一方で非構造データを中心に、データ量は急速に増加しており、これを効率よく管理していかなければならない、といった課題をデルは解決したいと、日本アジア太平洋地域インテリジェントデータ管理ディレクターのエイドリアン・ジョンソン(Adrian Johnson)氏は説明した。 では解決策は何なのか。デルではまず製品提供の方法を改善する。高い拡張性を備えた製品を提供することで、容量拡張のためにストレージ筐