Mozilla Japanは2007年3月9日,オープンソースのメール・クライアント次期版「Thunderbird 2」を3月末に公開すると発表した。Thunderbird 2は現在,ベータ版が公開中。来週末には出荷候補版(RC1)が公開され,その後に正式版が登場する。 Thunderbird 2では「Webブラウザ『Firefox』やWebで人気のある機能を取り込んだ」(Mozilla Japan技術部の吉野公平氏)という。 中でも最大の新機能は,Thunderbirdから米Googleが提供するWebメール・サービス「Gmail」と米Appleが提供する同「.Mac」を利用できる点。使用方法も簡単で,Webメールのユーザー名とパスワードを設定するだけだ。Gmailと.Macのサーバーやポート番号などの情報はThunderbirdにあらかじめ組み込まれているので,ユーザーは意識しなくても