専用端末は先細り? 前回ご紹介したように、2012年の後半から楽天KoboやAmazon Kindleなどの専用端末が複数リリースされました。このリリースラッシュは、国内に限った話で、世界的な動きに目をやると専用端末の需要は陰りが出ていると言われており、2011年の出荷台数2,320万台と比較すると、2012年の出荷台数は、36%減の1,490万台と予想されています。また、2013年の出荷台数は、さらに落ち込み1,090万台と予想されています。 この理由は、タブレット端末が進化するたびに、軽量・小型・薄型化されているためで、これで読書が楽しめるのであれば、用途が限られた専用端末を購入するよりも、汎用的に使える、タブレット端末を選ぶという流れが強くなっているからです。先行している国では、端末需要が一巡したとも言えるかもしれません。 かくいう筆者もGoogle Nexus 7に「Kindle」