西 雄大 日経ビジネス記者 2002年同志社大学経済学部卒業。同年、日経BP社に入社。日経情報ストラテジー、日本経済新聞社出向、日経コンピュータ編集部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部記者。電機、ネットなどを担当する。 この著者の記事を見る
1954年神戸市生まれ。京都大学法学部卒業後、日本生命に入社し、人事・労務関係を中心に、経営企画、支社長等を経験。47歳の時に、「うつ状態」に陥り、会社を長期に休職。50歳から勤務と並行して、「働く意味」「個人と組織」をテーマに取材・執筆・講演に取り組む。2007年大阪府立大学大学院経営学研究科でMBAを取得。2015年60歳で定年退職。以後、定年関係の取材を中心に行う。2018年から2022年まで神戸松蔭女子学院大学人間科学部教授(経営学担当)。 著書に、25万部を超えたベストセラー『定年後』(中公新書)をはじめ『定年準備』、『定年後のお金』、『転身力』(以上、中公新書)、『人事部は見ている。』(日経プレミアシリーズ)、『働かないオジサンの給与はなぜ高いのか』(新潮社)、『75歳からの生き方ノート』(小学館)など多数。 新卒採用では、なぜ能力やスキルを勘案しないのか? 「志望動機」に「自
「今年のシューカツは楽勝かも」 就職活動を控えた大学3年生に取材すると、こんな答えが返ってきた。この学生曰く、1学年上の先輩に「苦労することなく就職先が決まった」と聞いたからだという。就職氷河期に活動していた身からするとうらやましい気にもなる。 確かに求人環境は改善しつつある。日本経済新聞の10月20日付朝刊によると、2015年度採用状況調査で、主要企業の大卒採用内定者数(2015年春入社)は今春実績比7.3%増え、4年連続で前年実績を上回った。人材不足に悩む小売業は32.6%増を計画していたが10.6%増にとどまるなど、学生優位の売り手市場となっている。 では、本当に楽な就職活動になったのか。日経ビジネスでは「後ろ倒しシューカツの実相」と題して2016年卒向けの就職活動の実態を連載している。人事担当者に取材すると採用意欲は高く、実際に2015年卒に続き2016年卒も募集人数を増やすことを
人見知りで友達がいない、コンプレックスの固まり、オタクな趣味だし…「コミュ障」と聞くとこんな風に思いがち。しかし、社会人からみた「コミュニケーションが出来ない人」は、学生が考えるコミュ障とは少し違うようだ。 社会でのコミュニケーションとは ①新卒社員・職員のコミュニケーション力「きく・話す」における問題点 全体の集計での問題点は,「自分の言葉で必要なことを伝える力」が1位で,「相手が求めていることを理解する力」が2位,3位に「分からない点について質問する力」と続く。 しかし,全回答項目の数値の詳細な分析を試みたところ,一般企業では「話す」より「きく」に,幼稚園・医療等では「きく」より「話す」に問題があるとする傾向が見られた。 この結果は,2つに分類した業種の職務内容が異なるからであろう。一般企業の新入社員は,研修に始まり,先輩や上司の指示を受けて職務を遂行する日々が続く。顧客の前でも,多く
近年就職活動においてインターンシップを活用する学生が増えている。なぜインターンシップをする企業が増えているのか、またどうやってその企業を選べばよいのかを今回は紹介する。 海外では選考に活用するのは当たり前 アメリカの企業では、基本的に日本のような新卒採用者をターゲットとした採用期間は特に設けておらず、通年採用が当たり前。終身雇用を前提としておらず、やめる時期が人によってバラバラであるため。アメリカは労働市場・転職市場の流動性が高いため、半年後には転職ということは日常茶飯事。人がやめることが予測できないから「ポストが空いたら採用する」といった通年採用のスタイルに自然と落ちつく。 通年採用、流動性が高いということは、新卒採用だろうが転職組だろうが一斉に同じスタートラインで戦うという、非常にアグレッシブな市場といえる。日本以上に学歴社会であり、大学名と専攻・副専攻、その成績、ボランティア活動など
「スパムメール」という言葉を、どこかで聞いたことがあると思います。 スパムハムではありません。スパムメールです。 スパム(メール) スパム (spam) とは受信者の意向を無視して、無差別かつ大量に一括して送信される、電子メールを主としたメッセージのことである。(Wikipedia) 今では、電子メールだけでなく、大量に送りつけられる迷惑行為を「スパム」と呼ぶようになりました。 就活にも「スパム」は存在します。 就活で起こるスパムの仕組み ドワンゴの川上量生会長は雑誌取材にこのように述べています。 「リクナビ」はひどいと思います。学生をたくさんの会社にエントリーさせようと煽っている。会員登録すると人気ランキング上位の会社に全部エントリーしてみましょう、と勧められる。「まとめてエントリー」ボタンを押すと上位50社とかにいきなりエントリーされる。 ランキングは業種ごととかにも細かくあって、どこ
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