ブックマーク / huyukiitoichi.hatenadiary.jp (2)

  • 現代の考古学を古代に書かれたものと組み合わせる──『先史学者プラトン 紀元前一万年―五千年の神話と考古学』 - 基本読書

    先史学者プラトン 紀元前一万年―五千年の神話と考古学 作者: メアリー・セットガスト,山貴光,吉川浩満出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2018/04/08メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る書名からだけではよくわからないだ。『先史学者プラトン 紀元前一万年―五千年の神話と考古学』というのは、普段ならまず手に取らないだが、先日高野秀行さんと清水克行さんの対談『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』のトークイベントに行ったら、そこで司会をしていたHONZ編集長にオススメされた(編集長も別に読んでいたわけではないが)ので、それなら読まないわけにはいかない。 惚れ惚れするようにあやしい で、読んでみたのだが、これが惚れ惚れするようにあやしいだ。何しろ、内容的にはプラトンの著作の中でも主に『ティマイオス』と『クリティアス』を取り上げてい

    現代の考古学を古代に書かれたものと組み合わせる──『先史学者プラトン 紀元前一万年―五千年の神話と考古学』 - 基本読書
  • 女子刑務所の日常──『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 女子刑務所での13ヵ月』 - 基本読書

    オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 女子刑務所での13ヵ月 作者: パイパー・カーマン,村井理子,安達眞弓出版社/メーカー: 駒草出版発売日: 2018/04/25メディア: 単行この商品を含むブログを見る有名大学を出たインテリ女性が麻薬密輸に関わった罪で起訴・投獄され、女子刑務所での生活を綴ったNetflixでも大人気のドラマ・シリーズ、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の原作が書である。まるでドラマを観てきたかのように語っているが、僕はまったく観ていない。ただなんとなく「女子刑務所ってどんな感じなんだろうな……」と気になって買って読んでみたのだが、これがめちゃくちゃおもしろい! 今のところ今年読んだ中ではベスト・ノンフィクションというぐらいの傑作で、男性も女性も分け隔てなく楽しめるはずだ。当初の目的通りに女子刑務所が実際問題どのような場所なのか? が明らかになっていくのもおもしろ

    女子刑務所の日常──『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 女子刑務所での13ヵ月』 - 基本読書
  • 1