ITエンジニア30人でつないだタスキ 2016年4月24日、松江市の宍道湖岸を走る「松江しんじ湖温泉グルメリレーマラソン」に、島根県で暮らす30人のITエンジニアやIT企業社員が参加した。3チームに分かれ、湖面を吹き抜ける風を感じながら、45キロのコースを10人のリレーでつないで駆け抜けた。 30人ものITエンジニアたちをまとめたのは、東京から松江市に移住してきたIT企業の社員、メディア事業を手掛ける「イード」松江ブランチのブランチマネジャー山崎浩司さんだ。 「ここでの暮らしは、めちゃめちゃ楽しいですよ。友達はできたし、ご飯もお酒もうまい」(山崎さん) 山崎さんは、2015年8月に新設された松江ブランチに責任者として着任。ITエンジニアの採用も担当することになった。ITエンジニアの採用は日本中どこでも競争が激しい。その状況は島根でも同じだ。 「IT企業が島根にたくさんあるのに、島根県内の学