“第20回東京国際ブックフェア”が2013年7月3日、東京ビッグサイトで開催。テープカットにはブックフェア名誉総裁の秋篠宮、同妃両殿下をはじめ、KADOKAWAの角川歴彦会長、主催団体の日本書籍出版協会の理事長で小学館の相賀昌宏社長、大規模書店、後援団体、海外関係者など51名が参加した。 基調講演は“出版業界のトランスフォーメーション~Changing Times, Changing Publishing~”の題で電子書籍、Amazonなどの海外勢を前に出版業界がどう変わっていくべきかをテーマにKADOKAWAの角川歴彦会長が務めた。 出版業界の売り上げ減は13年間続いている。出版社、書店、取次の出版三者による委託制度、再販制度や著作権制度と“堅牢な出版エコシステム”があり、「すばらしい制度があったため、出版社は変われなかった」と、出版業界を支えたきた体制だが“制度疲労”を起こしているとし