電子図書館システムに不正アクセス、個人情報抜き取る メンテナンス会社の代表らを書類送検 ソウル地方警察庁のサイバー犯罪捜査隊は29日、教育庁の電子図書館システムのサーバーに不正アクセスし、児童・生徒数百万人の個人情報を抜き取ったとして、パソコンメンテナンス会社の代表M容疑者(51)ら4人を書類送検した。 警察によると、M容疑者らは2008年3月から今年5月にかけ、教育庁の電子図書館システムのサーバーを点検していたところ、ファイアーウォールの設定が解除されたのに目を付け、児童・生徒の個人情報を流出させるプログラムをインストールし、全国9646の小・中・高校の児童・生徒約636万6000人の個人情報を抜き取った疑いが持たれている。 電子図書館システムは、光州市教育庁を除く全国15の広域自治体(ソウル特別市、広域市〈日本の政令指定都市に相当〉、道〈都道府県に相当〉)の教育庁で導入しており、教職員