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ブックマーク / sasakijo.exblog.jp (4)

  • 日本文藝家協会が山分けするもの | 佐々木譲の散歩地図

    ペンクラブから、機関紙P.E.N.395号が届いた。 総会報告号であり、新理事が承認されたことを伝えている。 三田誠広氏が新理事のひとりとしてあいさつしており、Google問題や、国会図書館の蔵書のデジタル化問題について語っている。このひとの著作権問題に関する立場は前からわかったつもりでいたが、このあいさつの中でさらにわかりやすい説明があった。 三田氏「それから日文藝家協会では著作権管理をやっておりますが、これは協会に入会する必要はありません。協会に連絡していただきますと登録ができます。登録料は無料です。登録していただきますと、みんなでもらっている保証金があってそれを山分けすることになります。登録料を払う必要がない代わりに、何百円か入ってくるお金を協会に寄付していただくようにお願いしておりますので、結果的にはもらえないんですけれど、そういうものに加わっていただければ事務処理は日文藝

    日本文藝家協会が山分けするもの | 佐々木譲の散歩地図
    mayoneez
    mayoneez 2009/08/03
    『要約すれば、日本文藝家協会に著作権管理をまかせると、文藝家協会がその著作権使用料を取り立てて、協会で使う。著作権者には支払わない。日本文藝家協会で「山分け」する』
  • もう一度Google Library Project(GLP)について | 佐々木譲の散歩地図

    わたしの所属する日ペンクラブが、Google Library Project(GLP)について声明を出していた。4月24日付けである。事前に意見を求められてはいないので、評価作業は理事会でおこなわれているのだろう。あるいは特別の分科会なのかな。 (引用ここから) ●日ペンクラブ声明「グーグル・ブック検索訴訟の和解案について」 日ペンクラブは表現者の団体として、グーグル・ブック検索訴訟(書籍のスキャニングとネット公開に関する米国内の対グーグル訴訟)の和解案について、評価作業を継続中であるが、現時点において以下の三つの観点から見解を明らかにし、デジタル時代の著作権処理のあり方について警告する。 第一は、著作権上の問題である。グーグルの書籍デジタル化に関する一連の行為は、日の著作権上明白な複製権違反であるにもかかわらず、それを容認する形になる。また、米国内ルールである「フェアユース(公正

    もう一度Google Library Project(GLP)について | 佐々木譲の散歩地図
    mayoneez
    mayoneez 2009/05/04
    佐々木先生かっこええわー
  • GLP和解参加をニュースで | 佐々木譲の散歩地図

    googleのGLP問題で、NHKの取材を受ける。 わざわざこの避難地までスタッフがやってきてくれたぐらいなのだから、和解参加、GLP歓迎という小説家は、どうやら少数派なのだろう。 ニュースで使われる発言なので、遠回しな言い方をせず、言い切ることを心がける。なので、ふだんより過激なことを言っているように感じられるかもしれない。30日夜9時放送のNHKニュース、GLP問題特集で。 日文藝家協会やその他の団体の対応についても感じるところを語ったが、マイクを切られていたときのはずで、放送はされないだろう。 わたしが入っている日ペンクラブも和解に反対する声明を出したと聞いた(これを伝えるメールマガジンはまだきていないはず)。それにしても、ううむ、だ。もしペンクラブまでJASRACのような振る舞いを始めたら、逆に日の文芸の世界は痩せ細らないか? 関連する話題。 知らなかったが、日ビジュアル著

    GLP和解参加をニュースで | 佐々木譲の散歩地図
    mayoneez
    mayoneez 2009/04/26
    『30日夜9時放送のNHKニュース、GLP問題特集で』
  • いわゆるGLP問題について | 佐々木譲の散歩地図

    例のgoogle電子的書籍データベース(Google Library Project)の問題について、講談社さんからの見解が届いた。別の出版社でも、問題点を整理して作家さんたちに見解を示してくれるという。 この問題に関してのわたしの基的な立場は、日経新聞からの電話取材でコメントしたとおりだ(紙面では、条件の部分を削られていたけれども)。わたしは、Web上に自分の書いたテキストがアップされ、アクセスが容易になることを歓迎する。問題は、出版社と結ぶ二次著作権の優先的使用に関する契約条項にあるのではないか、と考えていたが、講談社さんの見解を読むかぎり、これは問題にならないようである。すべては作家の意志次第ということのようだ(誤解しているようだったら、ご指摘を)。 わたしは公立図書館に自分の著作物が買い上げられ、これが無料で利用者の閲覧に供され、あるいは貸し出される制度を支持する。同じように、イ

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