名古屋市の東山動植物園(千種区)は15日、飼育していた世界最高齢のユキヒョウ「パトラ」が死んだと発表した。パトラは雌で21歳9カ月。人間に換算すると100歳ぐらいになる。 同園によると、パトラは10日ごろから食欲が減退した後、呼吸が荒くなり元気がなくなった。獣医が投薬治療などを行ったが、15日未明に死亡した。死因は老衰という。 世界の動物園のユキヒョウは国際血統登録されており、パトラは世界最高齢だった。また、飼育下における長寿記録も2007年11月に死亡した米国のユキヒョウの22年5カ月に次ぐ、2番目だという。 【関連ニュース】 ・ 〔写真特集〕動物の赤ちゃん ・ 〔写真特集〕昭和の記憶'70s:パンダ上野動物園へ ・ 〔写真特集〕体を張った動物愛護の訴え ・ 〔地球の風景〕トラが見せた秘技 ・ 〔写真特集〕双子のシロクマ−札幌市円山動物園