お金があれば大抵のものは手に入る。米国においては、大富豪が有り金を使って、禁断とも言える大学入学、学校のカリキュラムさえ手玉に取ることも。実際にあった話を紹介する。 名門大学に2億円の寄付 アメリカの某名門大学。世界中から多くのハイレベルな学生がここを目指している。 フォーブスにも掲載されている大富豪が、この大学のキャンパス内にビルを建設するために、約2億円もの寄付を匿名で行っていたのだ。大富豪には長女がいた。高校になじむことができずに中退し高卒資格試験を受験していたが、この名門大学にすんなりと合格した。 この大学に入学後は一年生時には全員が学生寮に住むことが義務付けられているのだが、寮の部屋には仮の荷物を置いて、車で15分の距離にある豪邸に毎日帰っていたのだ。おいしくないと評判の寮の食事よりも、豪邸に帰れば専属シェフの食事が待っているからだ。 だが、この家族は、長女だけにとどまらなかった