故ジョン・マケイン米上院議員が2008年米大統領選で共和党候補となった際、副大統領候補だったサラ・ペイリン元アラスカ州知事に対し、マケイン氏の遺族は葬儀への参列を遠慮するよう伝えたと米メディアは伝えている。 米NBCニュースなどによると、マケイン家は代理人を通じて、ペイリン氏に参列を控えて欲しいと伝えたという。ペイリン家の「消息筋」がNBCニュースに、元知事は遺族の「意思を尊重」するつもりだと述べた。 マケイン氏は10年前の2008年8月29日、副大統領候補はペイリン氏だと発表した。キリスト教右派など超保守派の支持を固めるための人選で、本選に向けて共和党候補2人の支持率は上がったものの、それまで全国的にほとんど無名だったペイリン氏の経験不足や知識不足などが穏健派からは批判された。マケイン氏は後に、ペイリン氏を選んだことを後悔していると著書内で書いた。
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