加藤は、在籍する警備員がどこの現場に入るかを決定する「配置係」という中間管理職に就き、一人で150人から200人の人間を束ねていた。配置係は、一人の人間を月25日間働かせようと思ったら、25回配置しなければならない。しかし「あいつは嫌いだから」という理由で、5回しか配置しなかった場合、日給計算なので、当人には月5日分の給料しか入らなくなってしまう。 このようなシステムの中で加藤はいわば権力者となり、「干してやる」ということができてしまう立場だったという。事実そのようなエピソードがあったと、大友氏は語る。 「どちらかというと中間管理職で弱い者いじめをしていたイメージ」 「ある警備員から『全然仕事がもらえない』って相談されたから、加藤くんに『どうした? ちゃんと配置してんのか?』って聞いたら、机の裏側にその人の名前の書いてあるマグネットが落ちていたんですよ。本人は『あぁ、落っこちてた。これじゃ
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