「今こうやって振り返ってみると、子ども時代のわたしはいたずらで周囲の大人によく怒られていましたし、大人になってからも自分の意見を曲げずに、周囲と何度も衝突しました。ただ、そうするなかでまわりの反応を見て『これは良い』『これは駄目だった、なぜか?』と自分に問いかけながら、少しずつ成長していったんだと思います」 「他者や社会は、ある意味クラゲのようにつかみどころのないものですから、まわりと自分を比べなくていいし、それで心配したり、悩んだりしなくてもいい。世間並じゃなくたっていいんです。大切なのは信じ続けること。自分の将来が不安なら自分を信じて、子供の将来が不安なら子供を信じて、ただ愛情を注げばいい。例えば親が子を信じてさえいれば、子どもは試行錯誤しながら、いつか自分の中にあるゆるぎない芯棒に気づいていく。そうやって、生きる道を発見していくのだと思います」 そんな柴崎さんの動画が、なぜか世間から