新型コロナウイルスの感染拡大渦中にありながら、無観客で開催を続けているのが「競馬」。日本騎手クラブの会長を務めるレジェンドジョッキーの武豊が、電話インタビューに答えた。 ジョッキー代表として、武豊は今もなお無観客の中で全力で競馬を続けている意味について、こう語った。 「まずは、このようなご時世のなかで競馬の開催を続けさせてもらっていることに心より感謝を申し上げたいです。私たちジョッキーは、何よりも競馬ができることを幸せと感じながら、そして、いま自宅にいらっしゃる皆様にとって、週末の貴重な娯楽となれるように全力で騎乗を続けていくという強い決意を持っています」 確かに、国内外のスポーツのみならず、舞台やコンサートなども含めて、いま「LIVE」で楽しめる娯楽はほとんどない。そうした状況の中で、テレビなどを通して生でスポーツを体感できる機会は、多くのものにとって“心の癒し“になっているのではないだ