2004年アテネ五輪と08年北京五輪の男子平泳ぎで、2大会連続100メートル、200メートルの2冠獲得を果たした北島康介(日本コカ・コーラ)。その実績だけが注目されがちだが、彼は日本で初めて、プロスイマーの道を切り開いた選手でもある。 北島がスイマーとして、マネージメント会社と契約したのは03年7月に開催された世界選手権(バルセロナ)の前だった。01年世界選手権(福岡)200メートルで銅メダルを獲得し、02年アジア大会(韓国)では200メートルで当時の世界記録(2分9秒97)を樹立と、平井伯昌コーチの思惑通りに進んでいた。次に目指すのが世界選手権での金メダルと世界記録更新となった時、これ以上に大きな存在になって日本水泳界をリードしていくようになれば、専門的にマネージメントをしてくれる者が必要だろうと平井が考えたからだ。 そうして契約した03年から現在まで、マネージャーとして北島に付き添って
ロンドン五輪の競泳男子100メートル平泳ぎ決勝が29日(現地時間)に行われ、競泳男子初の3連覇を狙った北島康介(日本コカ・コーラ)は、59秒79で5位に終わった。 ■ 「僕にできる精一杯のレースだった」 見ての通りです。自分の力が出なかった点については悔しいし、このせっかくの舞台で最高のパフォーマンスができなかったのは非常に残念です。自分の精一杯のレースだと思う。 (前半27秒台で入って勝負していこうという気持ちだったか?)ストロークも多かったから、最後は浮くんじゃないかと思ったけど、案の定最後は失速してる。でも、自分ができる精一杯のレースだったと思います。 ――決勝に向けては、きのうからの24時間で何をメインにしてきた? 上半身いったり、下半身いったり、この3日間すごい頭の中で考えながら泳いでいたし、泳いでいくうちにすごい迷いが出てきたし、それがすごい苦しかったかな。だから、何か自
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