東日本大震災が起きてから2年になるのを前に、NHKが、岩手・宮城・福島の3県の1000人余りの被災者にアンケートを行ったところ、およそ6割が、復興が進んでいるという実感が持てないでいることが分かりました。 NHKは、東日本大震災と東京電力福島第1原発の事故が起きてから2年になるのを前に、被害が大きかった岩手・宮城・福島の3県の被災者や事故の被害者に、去年12月から先月にかけてアンケートを行い、1006人から回答がありました。 この中で、震災時に暮らしていた地域の復興について尋ねたところ、▽「進んでいる実感が持てない」と答えた人は59%と最も多く、次いで▽「想定より遅れている」が29%▽「それなりに進んでいる」が12%、▽「想定より早く進んでいる」は1%にとどまっていました。 「進んでいる実感が持てない」、「想定より遅れている」と回答した理由を複数回答で尋ねたところ、▽「住まいの見通しがたた