「はっきり言っておかないといけません。私は、ブリーフの写真で、裁判所から注意を受けたことは一度もないです。それは、はっきりと言っておきます。あれは、裁判所当局も問題にしていないんです。本当はそう思っているかもしれませんが、裁判所当局は一切批判していません。明示的に言われたことはありません」 東京高裁の岡口基一裁判官は現在、ツイッターへの投稿内容が問題視されて、裁判官の免官・懲戒に関する「分限裁判」にかけられている。9月11日、最高裁の審問のあと、司法記者クラブで記者会見を開いて、このように明かした。 岡口裁判官といえば、ツイッターのアイコンが、自身の白ブリーフ姿の写真であることから、一部メディア上で「ブリーフ裁判官」などと注目をあつめた。この日の記者会見でも、「分限裁判に『白ブリーフ』写真が影響しているのか」という質問があがったが、まったく関係がないということだ。 ●「私は1人としてブロッ
「サマータイム法が通れば、あなたは不老不死を手に入れるのです」 あのとき、あの男はそう言った。もう、遥かな昔の話だ。 その頃の私は、ニホンという国で要職に就いていた。国のためにと思って身を粉にして働いていたが、国民が報いることはなかった。何をしても批判の嵐だ。 そんな私にあの男は近づいてきて、時間を貸してくれと言ってきたのだ。 まぁややこしい話なのでかいつまんで話すと、その男には時間を操る能力があり、ただ、その能力の原資は時計の針の狂いなのだという。狂った時計が間違えて測った時間が人間の意識から失われ、男の元にやってくるのだと。そして男は最近とある事情から莫大な時間が必要になり、その時間を工面するために私のところにやってきた。私がサマータイム法を通せば2時間の狂いが国民1億2000万人分手に入るのだと。それはもちろんタダで手に入れようとは思っておらず、私から借り受けて私に利子をつけて返す、
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