2019©Tiffany Rachel 取材・文:6PAC 日本、アメリカを経由し大学進学で再び日本へ 2019©Tiffany Rachel 文化的にも宗教的にも多様な移民の国、アメリカに住んでいると、肌の色の違いはあるものの、“イントネーションも自然な普通のアメリカ英語”を話せれば特に外国人扱いはされないものだ。ところが、日本で生まれ育ち、“普通の日本語”を話すことができても、両親が外国人である場合、見た目の違いから高確率で外国人扱いをされてしまう現実がある。 アフリカ系アメリカ人のティファニー・レイチェル(Tiffany Rachel)さんは、英語の教師として来日したアメリカ人の両親のもと、1998年に茨城県で生まれ12才まで公立小学校に通った。2011年にアメリカのノースカロライナ州に引っ越して中学・高校に通い、高校卒業後の2017年に大学生として日本に戻ってきた。「茨城弁は“だっ