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タイタニック号の残骸見学ツアーに使用されるオーシャンゲート・エクスペディションズ社の潜水艇「タイタン」。同社提供(撮影日不明)。(c)AFP PHOTO / OceanGate Expeditions 【6月21日 AFP】豪華客船タイタニック号(RMS Titanic)の残骸見学ツアーを催行する米企業オーシャンゲート・エクスペディションズ(OceanGate Expeditions)の海洋事業の元責任者が、行方不明になった潜水艇の安全性に重大な懸念を表明していたことが、2018年の訴訟記録で明らかになった。 潜水艇の操縦士兼ダイバーのデービッド・ロックリッジ(David Lochridge)氏は、2015年5月からオーシャンゲートで業務委託として働き始め、やがて海洋事業の責任者に登用された。しかし2018年、機密情報などを漏えいし、秘密保持契約に違反したとして同社にワシントン州で提訴され
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