福井県側の始発駅となる敦賀駅の新幹線ホームで行われた出発式では、発車メロディーが流れたあと、午前6時11分に、敦賀駅の駅長とスペシャルゲストとして参加した俳優の中条あやみさんが「出発進行」と声を合わせました。 大勢の人が旗を振ったりカメラを向けたりする中、東京駅に向かう最初の列車「かがやき502号」がゆっくりと出発すると、集まった人たちから拍手が送られました。 福井県側の始発駅、敦賀駅から東京に向けて出発する1番列車に乗るため、京都府から息子と訪れた女性は「試乗会の時に息子がすごく『かがやき』を好きになったので、絶対に乗せてあげたいと思ってきました。どきどきわくわくしています」と話していました。 岐阜県から訪れた男性は「3時間待ってやっと切符が手に入りました。きょうは終点の東京まで行くのが楽しみで旅館を早く出ました」と話していました。