00年代を振り返る100枚 (1) - おと・ずれる・おと
振り返るだけで、総括などはしません。 前回の更新で済んでいるといえば済んでますし、済んでいないというならばあと5年は待たないと完了しないにきまっているからです（所詮僕は00年代序盤に青春期を過ごしている程度の若造ですから、あの時代を客観視することはまだできません）。 同時に、企画半ばにしてどうやら流産気味なゼロ年代の墓標の埋め合わせ的側面もあったりしますが、こちらはあちらのように批評眼を押し出すつもりは毛頭ないので、単に僕がよく聴いた好きなアルバムということになります。 まあ、基本的にはベタな趣味なので（こうやって100枚選んでしまうあたりがベタこの上ないですね）、さほど大差ないとは思いますけれど、同様の企画で誰も挙げないだろうものも何枚かあるかもしれません。 順位はつけず、アルファベット順→五十音順。あと、1組1枚縛り。 ACO- Irony (2003) 北欧系エレクトロニカのJ-PO
「無意味な批評」 が横行しすぎている現在へ警告。年も明けたしいろいろ語る。 - ncat2の日記
Ｍ−１を経て、いろいろな感想や批評や争いを見た。で、そこでやっぱり思ったのは、無意味な感想や批評が多すぎるということ。ここで言った「無意味」とは、「僕はこう思った」に対して「私も！ だよねだよね！」となることを目的としている感想と批評や、単なる天邪鬼の奇を衒っただけの文章、また、優勝予想などの「予想が当たるかどうかを楽しむ、当たったときに『すごいだろ？』ってする」みたいなことを目的とした文章、など。これは厳密に言えばエンタメとして成立していて、無意味なんかじゃないんですが*1、今からする「意味があるもの」の定義に反するということです。 で、その意味のあるものというのは、「新しい視点や深い思考に基づく作品の鑑賞の仕方を、見いだせるもの」。批評ならば、やはりこれを提示していかないとダメだと思う。さらに言うならば、そこに「そのジャンルの可能性を広げる視点を与える」ものだとさらにいい。 ここで無意
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