今年の夏はウナギが少し安く食べられそうだ。養殖用のニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)の漁獲が増え、養殖池への投入が増えている。日本や中国など東アジアの主産地の投入量は前年より4割多い60トン前後と3年ぶりの高水準。最需要期となる7月25日の土用の丑(うし)の日に向けて「国産ウナギの値下げを検討中」(大手スーパー)との声も出始めた。日本で出回るウナギの大半は養殖物。冬から春に捕獲した天然の稚魚を
バーナンキ前米連邦準備理事会(FRB)議長は24日午前、日銀本店で開いた国際会議で講演し、日銀が掲げる2%の物価目標達成には「(政府による)財政政策との協調が必要」と指摘した。日銀の金融緩和は限界に近づいているとも示唆し、追加の措置が求められる可能性があるとの見解も示した。バーナンキ氏は物価上昇率と政策金利がそれぞれ2%に達すると、政府債務の対国内総生産(GDP)比が21%減少するとの試算を提
政府の規制改革推進会議(議長・大田弘子政策研究大学院大教授)は、一般のドライバーが料金をとって自家用車で利用客を送迎するライドシェア(相乗り)解禁の検討を始める。スマートフォン(スマホ)を活用して乗車希望者と一般ドライバーを結びつければ利便性は高まる。ただ競合するタクシー業界などの反発は必至で議論は難航する可能性もある。規制改革会議は近く本格的な検討に着手し、6月にまとめる答申に盛り込みたい考
農林水産省は2017年度から、コメ農家を保護してきた手厚い補助金の抜本的な見直しに着手する。コメを家畜のエサに回した時に出す補助金の支給条件を厳しくするほか、既に水田として使えなくなった農地への補助金も打ち切る。コメの生産調整廃止(減反廃止)を2018年に控え、零細農家を温存してきた制度を改め、大規模な専業農家を中心とする農業構造の実現を目指す。コメ農家への補助金で柱になっているのは豚や鳥のエ
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用する公的年金の運用成績が、2016年10~12月期に2四半期連続でプラスとなった。野村証券の西川昌宏チーフ財政アナリストの試算によると、同期の運用益は10兆700億円。四半期の運用益としては過去最高となった公算が大きい。国内株で4兆円、外国株で5兆2千億円の利益をあげた。GPIFの好成績は、米国のトランプ次期大統領による経済政策への期待感から株価
信州大学農学部の中村浩蔵准教授は、ナスに神経伝達物質のアセチルコリンが大量に含まれていることを発見した。ピーマン、ニンジンなどの農産物に比べて1000倍以上含まれているという。今後、機能性表示食品として登録を目指す。アセチルコリンは記憶の働きにかかわるとされる物質。従来、ナスにアセチルコリンが含まれていたことは知られていたが、含有量については調査されていなかったという。乾燥させたナスにはアセ
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