2010年7月25日のブックマーク (1件)

  • 日本の伝統色・緑編

    萌黄より黄色が強い緑で、江戸時代あたりから用いられた、色とされます。 萌黄色の染法と同じく、藍に刈安を加えながら黄緑系の色を染める過程で 出来る色です。鶸萌黄、萌黄、若草、松葉というように、藍色が増す毎に 色名がかわり、最終的に青摺といった青緑になります。 萌黄は、平安時代から広く用いられきた色名です。春になって、 草木の芽が萌え出る時の黄緑色を言います。木の芽の萌え出る色と いう事で、萌木とも書かれます。又“萌葱”の字は後世になって出てきた、 やや緑味の濃いものを指すといわれています。 染法は上に書いているようになります。