2010年9月14日のブックマーク (3件)

  • 山中俊治の「デザインの骨格」 » 図面なんかいらない

    「弓曵き小早船」の製作を依頼するために名古屋の工房を訪ねたときのことです。スケッチを見せながら作ってほしい物を説明し、これから図面を描くつもりだという事を伝えたとき、九代目尾陽木偶師、玉屋庄兵衛はこともなげに言いました。 「図面はいりません。私は図面を使わないので」 からくり人形師というのは、元祖デザイン・エンジニアだと思います。ただ一人で人形のふるまいを計画し、形や構造をデザインし、部品製作も組み立ても自らの手で行います。近代以降の分業化によって失われてしまった、ものづくりの理想がここにあります。 玉屋さんは、からくり人形を作るとき顔から作ります。四角い木の固まりの上に鉛筆でだいたいの頭部の形を描き、切り出して、そのまま顔の詳細まで仕上げてしまいます。「顔が決まれば大きさが決まるんですよ、人形は八頭身ですから。」 胴体の部品や複雑な機構部も作り方は同じで、木の板を部品の上に当てながら寸法

  • Amazon.co.jp: もうおうちへかえりましょう (小学館文庫 ほ 4-2): 穂村弘: 本

    Amazon.co.jp: もうおうちへかえりましょう (小学館文庫 ほ 4-2): 穂村弘: 本
    mdk_123
    mdk_123 2010/09/14
     穂村弘!
  • 生き急がないと。もっともっと。 - Attribute=51

    「毎月1回は更新したいですね」と正月に言ってから8ヶ月が過ぎてしまった。 最近は、というと口癖のように「生き急がなきゃ」と言っている。 焦っている。 この8ヶ月、いろいろあったといえばいろいろあったし、 かといって、自分の人生を左右するほどの出来事があったかといえばそこまででもない。 ただ、自分のあり方を考えさせられることがいくつかあって、 そして、この夏の終わりにあわせてスイッチが入った。 物事には終わりがあるのだ。 20歳ぐらいまでは始まるものばかりを見てきたけれど、 だんだんと終わるもの、時間切れとなってしまうものも見るようになってきた。 わかりやすいところであれば、人には寿命がある。いつかは死ぬ。 自分が転職市場で勝負できる回数があり、結婚相手を見つけるのに有利でいられる年齢があり、 徹夜ができない体になり、土日どちらかは完全にオフにしないと1週間乗り切れなくなっている。 そういう

    生き急がないと。もっともっと。 - Attribute=51
    mdk_123
    mdk_123 2010/09/14
    「ああ、昔のダメだった頃の自分を知る人はいなくなったな」と、ふと思った。