舞台芸術界で実験的な試みを行うアーティストを積極的に紹介してきた『ポストメインストリーム・パフォーミング・アーツ・フェスティバル2010(PPAF)』のプログラムとして行われるホテル・モダンの『KAMP/収容所』。同公演のポストトークに、アウシュビッツ国立博物館の唯一の日本人ガイド・中谷剛が登場することが明らかになった。 同作では、舞台上に設置されたアウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所の巨大な模型の中を、メンバーが動き回りながら数千体のパペットを操作。パペット達に絶滅収容所の実相を「演じさせ」、その様子を小型CCDカメラで撮影しながらリアルタイムでスクリーンに投影するというもの。世にも不思議な人形劇型ライブアニメーションとなっている。 中谷によるポストトークは2月20日、21日の公演両日共に行われる。中谷はオシフェンチム国立アウシュビッツ・ビルケナウ博物館公認ガイド試験の難関を突破した唯一