[Noah Smith, “Book Review – ‘The Space Between Us’“, Noahpinion, June 30, 2018] 「おいおい,ぼくらのあいだに隙間なんてありゃしませんって」(“Hey, there ain’t no space between us!”) ――機中で本書を読んでいたぼくを目にした客室乗務員の言葉 この本は分離と人種どうしの関係というとても大事な話題に関するとても大事な本だ.それに,世の中の仕組みについてぼくが前から思っていたことと強く合致する本でもある.しかも,たんに先入見と合致するばかりか,ぼくの願望とも合致している――分離はわるいことであってほしい,とぼくは思ってる.というわけで,本書の論を好むバイアスがぼくにはかかっているので,この書評ではとりわけきびしい目で見ていきたい.ぜひ,この点を肝に命じてほしい.本書はぜったい読む
![ノア・スミス「書評: ライアン・D・イーノス『ぼくらのあいだの隙間』」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f4a94ee7b3e3cae892bef0550f259447bc4023f7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fecon101.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F08%2Fgood.jpg)