コロナ禍明けで以前の賑わいが戻ってきた「2023国際ロボット展(iREX2023)」。本稿では、サービスロボットゾーンの展示を中心にレポートする。近年の目玉になっている川崎重工業の2足歩行ロボット「Kaleido」はさらに進化を遂げ、人機一体による“魔改造版”も登場。サンドイッチマンならぬ「サンドイッチロボ」も注目を集めた。
「日本のIT産業は、内需があったことが不幸だった」。CADソフトなどを展開するデジタルプロセスの間瀬俊明社長は、国内に安住してグローバル展開を考えられなかったIT産業の問題を指摘する。しかも、日本ユーザーの要求に応えた結果、グローバルスタンダードから離れてしまった。ITベンダーだけではなく、ユーザーにもグローバルな視点がなく、「俺の言う通りに作れ」となり、一品生産になってしまった。 ならば、どうしたら飛躍のチャンスをつかめるのか。国内向けと海外向けにわけていたら、コスト競争に勝てないのは明らか。そこで、自動車産業からIT産業に転じた間瀬氏は「CADだけでも、みんなが一緒になって使えるものを作りたい」と考え、ユーザーを巻き込む策を練っている。問題はどうようにして、ユーザー同士の手を握らせるか。自分のことしか頭にない企業ごとに個別競争で勝てる時代ではないとし、「標準化で勝つこと」と間瀬氏は提唱
3次元CAD関係者の間で以前盛り上がっていた話の一つに「パラメトリック」が良いのか「ノンパラメトリック」か,というものがありました。これらの言葉は,3次元CADの中身のソフト的仕掛け(データ構造+アルゴリズム)を指しているものです。日経ものづくりの前身の一つ「日経デジタル・エンジニアリング」では1999年2月号に特集記事として掲載,読者調査では「興味を持って読んだ人の割合はごく平凡だが,参考になったと答えた人の割合はその年の全記事の2位」という結果でした。 当時の議論では,CADツールにも長所と短所があるのだから,運用面での工夫でなるべく長所を引き出しましょう,というところにとどまっていました。あらためて振り返ると「擦り合わせ」型開発に向くのかそうでないのか,といった背景分析ができる時期になったと思います。その話を今週月曜日(2006年4月17日)に弊誌発行人でもあるT局長がブログ「『共通
機械設計の基礎知識から、3D CADによるモデリングやCAE解析、3Dプリンタ活用といった実践スキルまでをカバーする、メカ設計技術者のスキル向上を支援する情報フォーラム
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