2015年3月15日の開催に向け準備が進められている横浜初の市民参加型フルマラソン大会「横浜マラソン2015」について、横浜市が高速道路を走るコースを検討していることが25日、分かった。林文子市長が同日の市会本会議で畑野鎮雄氏(自民党)の質問に答えた。 市は、冬の風物詩として知られる「横浜マラソン」をフルマラソン化。約2万5千人規模を想定しており、横浜市西区のパシフィコ横浜をスタート・ゴール地点とし、横浜三塔(県庁、横浜税関、開港記念会館)や横浜スタジアム、山下公園など市中心部の観光名所を巡るコースを計画している。復路については、港の風景を楽しめるような景観重視でコース設計するという。 林市長は、コースの検討状況について「磯子区、中区から首都高速道路湾岸線を使用し、横浜港を通る貨物船や横浜ベイブリッジを眺めながら走る非日常的な空間を提供できるコースを案の一つとして検討している」と説明。