これらを総括するとミルドラースは何らかの手段を用いて魔族になった事になる。あの世界で人間から魔族になるための手段と言えば一つしかない。天空シリーズではお馴染み、進化の過程を無視して成長させる力を持つ「進化の秘法」である。それを暗に示すようにエビルマウンテンの目と鼻の先の地下に、進化の秘法を生み出したエスタークが幽閉されている。 アッテムト鉱山地下(エスターク神殿)で眠りについていた彼が、なぜあんなところにいるのか。不思議に思ったプレイヤーも多いはずである。おそらく理由はこうだろう。ミルドラースは進化の秘法を用いて魔族になった。そこまではいい。だがそれは神に敗れ、魔界に封印されてしまうという程度に「不完全」なものだった。究極の進化を求めるミルドラースにとっては耐えがたい屈辱だ。リベンジしたい。だが、その前に神を超える力を手にし、封印を破らねばならない…。悩みに悩んだ末に出した答えは「エスター
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