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日本脳炎の予防接種を受けた子供の死亡例が2件続いたことを受け、厚生労働省の予防接種部会の専門家委員会は31日、接種と死亡との因果関係やワクチンの安全性などを議論した。2件とも「さらに調査や検討が必要」と判断。ワクチン自体との関連性は低いとして、予防接種は現状のまま継続することを確認した。厚労省によると、今月17日に岐阜県美濃市の小学5年の男児(10)が接種直後に意識を失い死亡。7月にも接種を受
日本脳炎ワクチン接種後の子供の死亡が2件続いた問題で、県立こども病院(安曇野市)は30日、日本脳炎ワクチンの接種について「接種を積極的には勧めない」とする臨時見解を発表した。 同病院予防接種センターによると、見解は、ワクチンと死亡例の因果関係がまだ不明▽日本脳炎自体が国内で大流行する懸念がなく、冬になりウイルスを媒介する蚊がいなくなり、感染の可能性が減る−−のが理由。センターは取材に「対応が後手に回る可能性もあった。ワクチンを急いで接種する必要性はなく、厚生労働省の調査で問題がないとなれば、再開したい」と述べた。東南アジアなどウイルス感染の恐れがある地域に渡航する予定など理由がある場合は、ワクチン接種をするという。 この問題では7月、10歳未満の子供が接種後、急性脳症になり、約1週間後に死亡。10月17日には、岐阜県美濃市で小学5年の男児(10)が接種直後に意識不明となり死亡した。日本脳炎
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