木村恵吾監督による1939年の映画「狸御殿」に始まる“オペレッタ喜劇”シリーズを原作としたこの作品。宮本亜門は1996年にオリジナルの音楽劇としてこれを舞台化し、初演からちょうど20年経った2016年8月にキャストと演出を一新して再演した。狸御殿の若君・狸吉郎と森のはずれに住む娘狸きぬたの身分違いの恋に翻弄される、数々のキャラクターの姿がコミカルに描かれる。 キャストは、狸吉郎役に尾上松也、きぬた役に瀧本美織。このほか、狸吉郎の母・きららの方役に渡辺えり、狸御殿の家老・餅月満太夫役に小倉久寛、山賊の頭目である泥右衛門役に赤井英和が名を連ねている。