《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》 ジョージ・オーウェルの『1984年(Nineteen Eighty-Four)』では、洗脳のために古典文学作品を新語法のもと改定する話が出てくるが、アマゾンのオンライン書店では、その著作そのものが勝手に変えられていることがあると、ニューヨーク・タイムズが長めの記事を書いている。 例えば『1984年』はインドでは既に著作権が切れているが、インドで印刷された本がまだ著作権の切れていないアメリカで売られている、など。他にもさらにひどい例もあり、アマゾンのセルフ・パブリッシングのサイトでは、オーウェルの自伝『パリ・ロンドンどん底生活(Down and out in Paris and London)』が高校生向けに編集された本を売っているが、版権管理団体は許可を出していないという。 これらの本に共通するのは、著者に何の報酬も支払われていない