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ブックマーク / hongokucho.exblog.jp (2)

  • 民主党政権が外貨準備を振り回すと世界経済の超巨大黒鳥になるのではないか、と思った件 | 本石町日記

    恐らく民主党政権になるのだろう。で、新政権になって多少政策運営で混乱しようが、日人が自分で選んだ政権なのだから、自己責任原則である。これは仕方がない。去年は日銀総裁人事が野党の突発性何でも反対症候群に見舞われ、たまげた結果になってしまったが、これもまあドメスティックな問題であって、外界から見ればなんだかよく分からんことやっているね、という見せ物を提供したようなもの。だが、世界が笑っては見ておられないことが一つだけある。我が国の「外貨準備」である。 政権がどうあれ、この扱いは要注意である。介入のやり方にはいろいろ異論はあるかもしれないが、基は通貨安定の結果として積み上がったシロモノであり、決して運用の発想を持ち込むものではない。いくら外貨準備の規模が膨大であろうが、運用資産ではないので「リスク」というものはない。強いて言えば、将来のもしかしたら起こり得るかもしれない通貨防衛に際し、戦略備

  • インドの金輸入がゼロに=管理通貨制度には朗報(追記あり) | 本石町日記

    インドの2月の金輸入がゼロになったようだ。“質への逃避”で金がどんどん買われていくのは、通貨価値を不用意に動揺させかねないので、このニュースは管理通貨制度にとっては朗報だ。インドは伝統的に宝飾品や安全資産として金が好まれる国であり、その国で金輸入が激減したのは金が通常のコモディティとして反応したことを意味する。景気が悪い→需要が落ちる、というパターンである。 恐れるべきは、景気が悪いのに金が上がるパターンであり、これは人々が通貨価値の喪失(ジンバブエ化)を懸念していることを意味する。景気が悪いために国家が金融財政政策を総動員しているとき、通貨価値の喪失が予見されてしまうと、もはや万事休す。まあ、ハイパーインフレになると、債権・債務が蒸発してしまい、(私のような)債務超過者にはいい話には見えるのだけど、ハイパーインフレ退治のために極度の引き締め(場合によっては預金封鎖・通貨切り替え)が断行さ

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