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ブックマーク / shorebird.hatenablog.com (3)

  • 書評 「社会正義」はいつも正しい - shorebird 進化心理学中心の書評など

    「社会正義」はいつも正しい: 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて 作者:ヘレン・プラックローズ,ジェームズ・リンゼイ,Helen Pluckrose,James Lindsay早川書房Amazon 書はアメリカのアカデミアで吹き荒れる行き過ぎたポリコレ,アイデンティティ・ポリティクス,社会正義運動,キャンセルカルチャーがどのような思想的な流れの上に発生したものか,代表的な議論はどのようなものか,そしてこれに対抗するにはどうすればいいのかを語るになる.著者たちはこれらの運動の基礎にあるのは1970年代に一世を風靡し,その後その非生産性とシニカルさから衰退していったと思われていたポストモダニズムにあるのだと喝破し,詳しく解説してくれている.著者は第2のソーカル事件(不満スタディーズ事件)の首謀者でもある数学者のジェームズ・リンゼイと評論家のヘレン・プラックローズ.原題

    書評 「社会正義」はいつも正しい - shorebird 進化心理学中心の書評など
    medihen
    medihen 2023/03/02
    とても自分では読みこなせそうにない本なので、要約はありがたい。 / ここで描かれた「社会正義」が中国共産主義とぶつかったら何が起こるんだろうな。
  • 書評 「心の進化を解明する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    心の進化を解明する――バクテリアからバッハへ 作者: ダニエル・C・デネット出版社/メーカー: 青土社発売日: 2018/06/23メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る ダニエル・デネットは進化生物学,認知科学に関する科学哲学者であり,これまで「解明される意識」ではデカルトの心身二元論などの「意識をほかの生理的現象とは異なる特別なものとして説明しようとする立場」を徹底的に否定し,「ダーウィンの危険な思想」でダーウィニズムを鮮やかに解説し,自然淘汰が心や意識を作ったのだという主張を行っている.このような考え方は「自由は進化する」「スウィート・ドリームズ」「思考の技法」などの著作でも展開されている.書はこのような考察の集大成のような書物であり,いかに意識や理由を求める心がヒトに現れることになったのかについての考察が展開されているものだ.原題は「From Bacteria to

    書評 「心の進化を解明する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    medihen
    medihen 2018/11/07
    心や意識について考える上でおもしろそう・重要そうということと別に、何かを普及させたいという視点からも大事なヒントがありそう。
  •  「What Women Want」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Mate: Become the Man Women Want (English Edition) 作者: Tucker Max,PhD, Geoffrey Miller出版社/メーカー: Little, Brown and Company発売日: 2015/09/15メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 書*1は,酒と女性についてのユーモアエッセイストとして有名なタッカー・マックスが,「Mating Mind(邦題:恋人選びの心)」でヒトの多くの特徴について性淘汰産物ではないかと議論したジェフリー・ミラーと一緒に書いた,いわば「オタク*2のための進化心理学的な知見を生かした『女性とつきあうためのハウツー書』」である. 序章で書執筆にいたる経緯が書かれていて面白い. 書はある年のサンクスギビングにミラーがガールフレンドのいない若いいとこたちと話をしたときの

     「What Women Want」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    medihen
    medihen 2018/01/12
    "いわば「オタクのための進化心理学的な知見を生かした『女性とつきあうためのハウツー書』」である"
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