脊柱を構成する脊椎(背骨)と椎間板(背骨と背骨の間のクッション)のうち椎間板が傷んで突出した状態です。椎間板ヘルニアは脊椎のどの部位に生じてもおかしくはないのですが、最も負荷のかかりやすい腰椎(腰の骨)次いで頸椎(首の骨)に生じることがほとんどです。老化などが原因のためすべての人に椎間板ヘルニアが起こる可能性があります。整形外科や脊椎外科では特に神経障害を起こしたものを椎間板ヘルニアとして診断します。椎間板ヘルニアでも最も多い腰椎椎間板ヘルニアは、大きく3つのタイプ(突出型、脱出型、遊離型)に分類されます。この中で遊離型や脱出型は2−3ヵ月の間になくなり症状がよくなることが多いことが知られています。そのため初期に重度の神経障害ない限りは基本的には痛み止めやブロック注射で治療できることもあります。しかし神経障害の程度が強い場合(耐えられない痛み、手足の動きが悪い、尿が出ない)や症状が長引く場
精神医療には、良く知らないとにわかには信じられないと思ってしまう、ウソのようなホントの現実があります。前回に引き続きマンガ『ブラックジャックによろしく』の中から精神医療の実際を紹介していきます。 『ブラックジャックによろしく』精神科編は、主人公の研修医が精神科の研修をしながら、精神科医療の現実、問題点に直面しながら、それに葛藤し、なんとか改善しようと試行錯誤する物語です。前半のストーリーは主に主人公と精神医療、精神科患者さんとの関係を軸に進められました。 そして、ストーリーは中盤に急展開を見せます。ある小学校に男が侵入し子供を何人も刺殺します。そしてその男の精神科入院歴が大きく報道され、それを見た精神科患者さんに動揺が走ります(図1)。 図1 佐藤秀峰『ブラックジャックによろしく』10巻158ページ、「漫画 on web」(http://mangaonweb.com)から引用、以下の画像も
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