精神科の治療には、薬を使うだけでなく、生活改善やカウンセリングといった方法もあります。本研究では、マインドフルネス認知療法と心理教育による不安改善が、通常療法と比較して、どれほど有効なのかを評価しました。 ◆182人を3つのグループに分けて検証 マインドフルネス療法とは、瞑想などを取り込んだ心理療法のひとつです。 全般性不安障害を持っている182人の参加者が3つのグループに割り当てられました。グループごとにマインドフルネス認知療法または、認知行動療法に基づく心理教育または、通常のケアを続けました。その後、不安症状の改善を評価しました。 ◆両療法で不安軽減 検証を行った結果は、通常のケアに比べてマインドフルネス認知療法または、認知行動療法に基づく心理教育を行った両方のグループで不安の減少効果が得られました。 マインドフルネス認知療法または、認知行動療法に基づく心理教育によって、全般性不安障害
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