2006年09月21日14:30 カテゴリ書評/画評/品評Psychoengineering 王様はなぜ正しいか 王様はなぜ正しいか? 正しくなかったとき、殺されるからである。 The Golden Bough James George Frazer [邦訳:金枝篇] レジデント初期研修用資料: ネット時代の帝王学専門家どうしで意見が違う問題については、王様の目の前で 議論をして、王様が正しいと思うほうが「正しい」意見になる。 "The Golden Bough (金枝篇)"の内容を無理矢理要約するとそういうことになる。 実は古代の王様たちには、帝王学は必要なかった。「間違ったとき」に「殺され」さえすればいいのだから。しかしアトランダムに「正しい」ことを決めていては、殺される確率も高くなるだろう。帝王学が発達したのは、ある意味王様の自衛手段だといってもいいかもしれない。 しかし、間違ったら