タグ

ブックマーク / www.riabou.net (10)

  • 戦場に社会が見える - リアリズムと防衛を学ぶ

    「人類の歴史は、戦争歴史だ」とはよく言ったものです。なぜなら戦争とは、社会の営みの延長線上にあるからです。戦争と軍隊のカタチは、その時代、その社会のあり方と分かちがたく結びついています。 戦争歴史を追うことは、戦争という切り口で、人類の歴史を追うことなのです。 戦争について知ること 戦争や軍隊は、どこか一般社会から遠くかけ離れたもののように、とかく日では思われがちです。 「日軍事史」では、こう述べられています。 軍事とは、軍隊・軍備・戦争など、文字通り軍にかかわることをさす言葉であり、一般には敬遠さ れることの多いテーマかもしれない。しかし、ここ数年の事態を持ち出すまでもなく、戦争や軍隊の 問題は現代に生きる私たち一人ひとりにとって、無関係でいられないものになっている。 … 平和と民主主義の大切さを考える時に、その対極にあるものを敬遠し忌避するだけでは不十分である。…戦争や軍隊の問

    戦場に社会が見える - リアリズムと防衛を学ぶ
    medtoolz
    medtoolz 2012/05/24
  • 鳥のエサを食べよう! ミューズリー入門 - リアリズムと防衛を学ぶ

    リアリズムにも防衛にも全く関係ない話をします。 「ミューズリー」というマイナーな品のススメです。 おやつや簡単な朝ごはんにお勧めです。 スイスの貧しいシリアル 朝にシリアル、という人は結構います。たいていはケロッグみたいな、甘くて、柔らかいものが定番でしょう。 ミューズリーもシリアルなのですが、もっと粗末です。もとはスイスの羊飼いが携行していた保存だそうで、素朴な味です。 まずもって、(ほぼ)甘くはない。そして硬い。これに牛乳かヨーグルトをかけ、少しフヤかして、もそもそとべます。私は昔からこれを常備していて、朝や軽べています。 「それって美味しいの?」 ・・・さあ、それはどうでしょうか? 少なくとも美味しそうには見えません。見た目はこれ、鳥のエサです。 だが、それがいいネット上でミューズリーをもっとも端的に紹介した記事はこれ。 やせたい。栄養が足りない。そんな時には 健康の

    鳥のエサを食べよう! ミューズリー入門 - リアリズムと防衛を学ぶ
    medtoolz
    medtoolz 2012/05/20
  • 中国海軍は何を考えているのか 建軍から未来まで - リアリズムと防衛を学ぶ

    東アジアで軍拡が進んでいます。発生源は中国、特に海軍です。2010年8月4日のニューズウィーク紙は「中国海軍増強があおる東アジア軍拡」と題して、こう論じています。 東アジアは海軍増強競争の真っただ中にある。 日は36年ぶりに海上自衛隊の潜水艦を増やす方針を固めた。シンガポール、インドネシア、オーストラリアも新たな艦艇を購入している。中国との「友好の年」を祝っているベトナムでさえ、キロ級潜水艦をロシアから購入。中国がインド洋に侵入することを警戒するインドとの防衛協力を強化しつつある。 中国海軍増強があおる東アジア軍拡 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日版 オフィシャルサイト 中国発の軍拡が、周囲に伝染しているわけです。軍縮が進むヨーロッパとは対照的に、東アジアは軍拡の時代に突入しています。 海軍拡張の発生源となっている中国海軍は、いったいこれまでどう発展し、これから何を目

    medtoolz
    medtoolz 2010/10/27
    30年前の方針が生きている国と、毎年のように方針がひっくり返る国と。。
  • 船長の釈放について - リアリズムと防衛を学ぶ

    手短に要点だけ書いておきます。尖閣諸島沖で不法操業の上、巡視船に衝突した件で拘留されていた中国漁船の船長が釈放されることになりました。那覇地検の判断です。 沖縄県・尖閣諸島周辺の日の領海内で、海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件で、那覇地検は24日、公務執行妨害の疑いで逮捕、送検されていた漁船の船長セン其雄容疑者(41)を処分保留で釈放することを決めた。 那覇地検は処分保留とした理由を「わが国国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」と説明。船長の行為について「とっさにとった行為で、計画性は認められない」と述べた。同地検は釈放時期は未定としているが、近く釈放される見通し。 中国人船長、処分保留で釈放 那覇地検「日中関係を考慮」 - 47NEWS(よんななニュース) 今回の事件における中国側の姿勢をみると、少なくとも今回は、格的に尖閣の領有権を取りに来たわけではなく、先々のために日

    船長の釈放について - リアリズムと防衛を学ぶ
    medtoolz
    medtoolz 2010/09/24
  • ブログ開始から1年が経ちました - リアリズムと防衛を学ぶ

    皆さま、いつもお読みくださりありがとうございます。お陰さまを持ちまして、ふと気がつけばこのブログを書き始めてからはや1年が過ぎました。今日はその節目に日記をつらつらと書きます。 ふりかえってみますと 思い出してみますと、書き始めた当初は定期的にブログを書くのがなかなかに面倒に思えたものです。しかし昨年の春から書き始めたところ、とんとん拍子に読んで下さる方が増え、夏ごろにはもうたくさんコメントやブックマークを頂くようになりますと、もう一つ書いてみようか、あれも書いてみようかと勢いが出て参りました。秋ごろからツイッターとmixiを始めたところ、ブログの記事に対してツイッター上で感想を寄せて下さる方、さらには「これ面白いよ」とRTで宣伝して下さる方、記事の元になる貴重な情報を寄せて下さる方などなど、数々の応援、ご助力をいただくようになりました。 また、励ましのお声のみならず、的確なお叱り、建設的

    ブログ開始から1年が経ちました - リアリズムと防衛を学ぶ
    medtoolz
    medtoolz 2010/05/04
    おめでとうございます。。
  • なぜ災害時に軍隊・自衛隊が活躍するのか? - リアリズムと防衛を学ぶ

    大災害が起こったときに軍隊や自衛隊が活用されるのは、いったい何故でしょうか? 軍隊や自衛隊のいかなる点が、災害時に役に立つのでしょう。他の組織ではいけないのでしょうか。 【この記事は新ブログへ移転しました】

    なぜ災害時に軍隊・自衛隊が活躍するのか? - リアリズムと防衛を学ぶ
    medtoolz
    medtoolz 2010/01/26
    自己完結だから万能だけれど、恐ろしく高くつく。。値切ると今度は、インフラがあるのが前提になってしまう。
  • ブログを始めて半年がたちました - リアリズムと防衛を学ぶ

    半年目の記念エントリ。これまで読んでくださった多くの皆様に厚く御礼を申し上げます。 そろそろ11月も終わりです。拙ブログ「リアリズムと防衛を学ぶ」は今年09年の5月ごろに書き始めたので、スタートしてからもう半年を過ぎたことになります。ということにさっき気づきました。 私はそれ以前にもFC2や楽天ブログでこちゃこちゃと書き散らしていました。09年5月以前の記事はそのころ書いたものを、はてなダイアリーにコピー移転してきたものです。当時は何も考えずに書いており、そのうち面倒になって止めてしまいました。しかし、今年の春ごろにふと思い立って、いくつかのちょっとした目的を果たすため、多少は考えてブログを書いていこうと思いました。 すると思いのほか得るものが多く、ブログというものは面白いツールだなぁと感じております。色々なことを教えていただいたり、遊んでいただいたりしました。また、思いのほか多くの皆様に

    ブログを始めて半年がたちました - リアリズムと防衛を学ぶ
    medtoolz
    medtoolz 2009/11/26
    楽しみにしています。。
  • ジューヌ・エコールの誤り - リアリズムと防衛を学ぶ

    よりよい政策を立案するためには、建設的な議論が欠かせません。ですが建設的な議論を行うことは、簡単ではありません。特に専門的な議論についてはなおさらです。 今回は19世紀後半、フランスのお話です。 極論の横行 19世紀後半のフランスであった出来事です。フランス議会は海軍の軍備計画について、極端な主張が猛威を振るっていました。その名をジューヌ・エコール(新生学派/青年学派)と言います。 彼らの議論は一言でいえば「装甲艦はムダだ。魚雷艇を建造せよ」というものです。魚雷の発明によって魚雷艇ら小型艦艇の有用性が高まったことは事実でしたが、かといって大型の装甲艦がいらない、というのはあまりに極端な意見でした。 彼らのもう一つの極端さは、反対意見への接し方です。批判どころの話ではありませんでした。 「魚雷艇=民主的」  「装甲艦=反動的」 という単純な図式でものを考えました。装甲艦を主張する軍人は頭の古

    ジューヌ・エコールの誤り - リアリズムと防衛を学ぶ
  • なぜ自衛隊は街中でも迷彩服を着てるのか? - リアリズムと防衛を学ぶ

    自衛隊の服装についてのトリビア。 自衛隊が病院の引越しを手伝う。 自衛隊は街中でも緑の迷彩なので、かえって目立つ 迷彩服着用についてのはてなーの意見 「迷彩服」は陸上自衛隊の「作業服」 民生支援をするのに、隠れる必要はない むしろ敢えて目立つ、という選択をしたイラクの陸上自衛隊 補足 関連 自衛隊が病院の引越しを手伝う。 先日、自衛隊が長崎で入院患者の移送を手伝った件で記事を書きました。 このような作業は「民生支援」といって自衛隊の活動の一つです。他にも防災のための工事や、自治体主催の大規模イベントの手伝い(札幌雪祭りなど、各地の祭事や競技会など)を自衛隊はやっています。 この場合は入院患者の移送ということで、輸送と医療のノウハウを併せ持った自衛隊が長崎市から依頼を受けたのでしょう。詳しくはこちらの記事をどうぞ。 自衛隊の意外な活動1 注射器や包帯で戦う自衛官 - リアリズムと防衛を学ぶ

    なぜ自衛隊は街中でも迷彩服を着てるのか? - リアリズムと防衛を学ぶ
    medtoolz
    medtoolz 2009/08/09
    イラク軍装が特注とは知らなかった。。
  • 自衛隊の意外な活動1 注射器や包帯で戦う自衛官 - リアリズムと防衛を学ぶ

    自衛隊が入院患者の移送に協力 陸海自衛隊員と消防職員が協力して、患者の移送を行ったそうです。病院の新築移転にともなう移動だとか。 長崎市片淵2に新築移転した済生会長崎病院(和泉元衛院長)が1日開院し、入院患者53人が自衛隊の協力を得て旧病院から新病院へと移された。 患者に影響しないよう短時間で終えなければならないため、同市消防局だけでなく陸上自衛隊と海上自衛隊も協力する“引っ越し作戦”に。自衛隊員46人と、救急車両7台、小型トラック5台が出動した。 お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) このような活動も自衛隊の任務の一つです。「民生支援」「民生協力」などと呼ばれます。自治体の依頼を受け、いくつかの条件(公共性、非代替性など)を満たした上で行う活動です。 この件では、患者の輸送は来、病院や消防が行うべきものです。ですが恐らく患者の数が多く、消防だけでは輸送車両や人手が足り

    自衛隊の意外な活動1 注射器や包帯で戦う自衛官 - リアリズムと防衛を学ぶ
    medtoolz
    medtoolz 2009/08/02
    「防衛医科大学校に見学に行くと、番号しか書かれていないアンプルがたくさん使われていて、あれが気持ち悪いぐらいによく効くんだよ…」なんて都市伝説があった
  • 1